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2015-04-22 12:48 | カテゴリ:MG サザビー Ver.Ka

こんにちは!


MG サザビー Ver.Ka 【GBWC2013ゴールドトロフィーVer.】製作記(前編)


前回の記事からすこし間が空いてしまいましたが、金サザビー製作の後編となります。


まず最初に、この金サザビー製作は前作のGセルフと同じくTwitterのほうで製作進捗をアップしておりました。







Twitterは140文字制限のある短文投稿サイト(画像がつくと110文字くらい)

ブログのように長い文章での説明できませんが、こういった簡易的にまとめた内容で比較的気軽に製作の進捗を毎回アップさせていただいてます。

リプライ、いわゆるコメントも気軽に出来、自分も今はこのTwitterでたくさんの皆様と交流させていただいているのです。


そのTwitterでのサザビー製作進捗。

製作当初から3〜4日置きに製作進捗のツイートをしていたのですが、
途中ある時期全くツイートしていない期間がありました。




1月15日、これが1月の最後。




次が2月6日。




1月15日から2月6日までの23日間、全くツイートが出来ませんでした。


メッキ面への(手作業での)「加工」。

前編の最後に書いた、その膨大な量とともに精度もスピードも要求されるかなりタフな作業。

あれから2ヶ月経ち、あらためてあの当時の製作を思い返してもあれだけ集中していたのは模型製作では初めてだった気がします。

そんな23日間の間にどのような製作をしていたのか、Twitterではアップしていない画像なども含め部位毎に解説を加えたものをこの「金サザビー製作記(後編)」としたいと思います。
(製作中のほとんどの写真がiPhoneのカメラで一部粒子が粗く見づらい画像もありますがご了承ください)


【フロントアーマーの加工】

0421002.jpg

0421005.jpg


前編のほうは頭部加工が最後だったので、その続きから。
次に加工をはじめたのは腰部分でした。

必要な場所はパーツ分割をして、メリハリを出すための金色から黒への一部変更。
要所での凹モールドとスジボリ追加。
そして装甲パーツを薄く加工していきました。



【股間アーマーの加工】

0421003.jpg

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ここには大きく目立つヒケがあったので一旦凹モールドを作成した後、プラバン工作で作った凸モールドを設置し、ディテールの一部としました。



0421007.jpg


そして映り込みの軽減。
メッキは鏡面仕上げ。角度によって大きくメッキ同士が映り込んでしまう場合があるのです。

あまり大きく映り込むと形状などわからなくなってしまうため、それをこの作品では「軽減」させています。
股間アーマーの一部分はカットして内部フレームを見せる形に。
その内部フレームもプラバンやスジボリ、凹モールドなどを加えてそれっぽく加工しています。



【サイドアーマーの加工】

0421008.jpg


ここにも大きなヒケがあったので、先程の股間アーマー同様に1度凹モールドを作成したのち、プラバン加工したものをはめ込みディテールの一部に。
各所に凹モールドを追加作成。



【肩上部の加工】

0421010.jpg

この部分にも目立つヒケがあったので開口後にプラバンで作ったディテールを設置。




【胸部横の加工】

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【胸部全体の加工】

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ここにも映り込みが大きい箇所があったので、黒または形状を変えることでそれを軽減させています。


0421014.jpg

そして、加工したプラバンなどを加え、各所にスジボリ、凹モールドを作成。


【肩サイドの加工】

0421015.jpg

ここも装甲パーツを0.2mm均一に薄く加工。
バーニアはアルミバーニア(拳王バーニア)に換装しました。

0421016.jpg

矢印の部分などはヒケ、またはゲート跡があったので形状をカットしたりプラバンを追加してディテールの一部としています。



【上半身の完成】
一部メッキ装甲裏の黒塗装をしていない箇所や、のちにディテールを加えていった箇所等ありますが約9割完成した時に撮った画像です。

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この上半身が出来るまでの約3週間、かなりタフな製作になりましたが、
自分が当初イメージした形になんとか仕上がってくれたことにホッと安堵の気持ちと、それが形になって目の前にある高揚感みたいなものはとても大きいものでした。



【上半身の比較(赤いサザビー)】

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緑の印をつけた部分がゲート跡、それを形状や場所にそれぞれ異なる形で処理していきました。

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腕と脚【四肢】

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本体残りの部分の四肢。これは脚の1枚の画像のみになりますが、四肢も上半身や腰部分同様に

・映り込み軽減のための形状変更及び黒への一部カラーリング変更
・目立つ大きなヒケ、ゲート跡を除去
・装甲パーツのフチを0.2mm均一に薄く
・各所に凹モールド、スジボリを作成

をしていき全身の完成となりました。





【全身の完成】

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【世界大会に展示されていたキットとの比較】

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当時のツイート





【バックパックの製作】

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最後にバックパックの製作。
こちらもプラバンで加工したものを取り付けていき、スジボリ、凹モールドを追加していきました。


完成です。


【金サザビー完成】

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作品名【金色(こんじき)のフラッグシップ機】


当時のツイート




Twitterのほうではお知らせさせていただいておりましたが、この金サザビーは今年全国ツアーを開催している
ガンプラEXPO2015ジャパンツアー」にて「GBWC歴代チャンピオン作例」として展示されています。
(スケジュールは以下のとおり)

0421040.png


もう一つ。
この金サザビーはメッキ部分にメッキ特有の「ギラつき」をやや抑えるコーティングを施しているのですが、やはり強い直接光だと光を反射しすぎてしまうため、今回の展示に際し光を当てすぎない、遮光のためのディスプレイも製作いたしました。


【展示ディスプレイの製作】

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組み上げたトラスに3面の黒いパネルを被せ、横と後ろからの光を遮断する「3面遮光」をします。


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最後に半透明のパネルを天井部分に乗せて、直接光を拡散させます(柔らかい光に変える)。


0421045.png

サザビーを中に入れるとこのような展示の形に。


0421046.png

天井の半透明のパネルあるなしです。
やはり直接光は光を反射しすぎてディテールや一部形状などが見えなくなるのです。


0421041.png


ガンプラEXPO、もうすでに名古屋は開催されたのですが(撮影はモデラーネーム「けんた君」)
名古屋だけでも開催期間中には本当に多くの方が金サザビーを写真に収めてTwitter等にアップしてくださったり、「金サザビー見ました」と声をかけてくださりました。ありがとうございます。。!


0421047.png


 金色の機鎧を纏いし剛き者。
 攻めて苛烈、守して堅く
 先陣奔らば味方を鼓舞し、対峙せし者は畏怖に湧く。
 駆けて華、座して華
 威風堂々たる佇まい、その者正しく金剛也。



Twitterのフォロワーさん「本源郷さん‏@hongenkyou」からこんな素敵な詩までいただき。。
本源郷さん、ありがとうございます!



そして再び今週末から今度は九州、福岡で「ガンプラEXPO2015ジャパンツアーin福岡」が開催されます。


この金サザビーも名古屋に続き展示されておりますので、ご来場いただいた皆様に一目見ていただけたら大変嬉しく思います。
どうぞよろしくお願いいたします。





〜最後に〜

GBWC世界大会優勝でいただいた副賞のフル金メッキコーティングのサザビー。

同じく世界大会優勝のジュニアチャンピオンの子と合わせて世界に二つだけしかないもの。


 初めてとなる「成形色(メッキ塗装)を活かした作品」

 ミスができないメッキ面への加工


自分にとってたくさんの初めての経験も、その後に製作した作品でミス(スジボリや凹モールド作成)が以前より格段に減り、自分自身この経験を経てレベルアップを実感することとなりました。

なんとか自分なりの<色>を作品に落とし込み完成させることができ、そして多くの皆様に生で見ていただける機会をいただけたことを心より感謝いたします。



大変長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました!


シュン
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2015-03-17 17:43 | カテゴリ:MG サザビー Ver.Ka

こんにちは!まだまだ寒い日が続いておりますが、もうあとすこしすると桜の季節ですね。
この時期は毎年「早く桜が見たい。。!」と待ち遠しくなります。


さて、前回のブログ更新(2014年12月19日「HG Gセルフ製作記(前編)ガンプラEXPO2014、そしてνガンダム」)から3ヶ月ほど経過してしまいましたが今回は


MG サザビー Ver.Ka 【GBWC2013ゴールドトロフィーVer.】製作記


として更新いたします。



その前に一つお知らせです。


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ガンダム Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト


現在、バンダイホビー事業部主催の「Gのレコンギスタ ガンプラコンテスト」が開催されているのですが、
そのコンテストのメインビジュアルを前回製作したGセルフが担当させていただいてます。


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自分も驚いたのですがあの富野総監督初のガンプラ審査員、そしてGセルフをデザインされた安田先生(あきまん先生)など超豪華審査員陣。。


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思えばこのGセルフ、νガンダム以降1年間ガンプラを作っていなかった自分に、もう1度「作りたい。。!」という気持ちを与えてくれた作品でした。



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その一目惚れしたGセルフ。Gセルフのデザイナー、あきまん先生の目に留めていただいた当時、驚きのあまり身体中に鳥肌が立ったのを覚えています。

そのあきまん先生、そしてもう憧れや尊敬などという言葉では言い表せない富野総監督が審査をされるガンプラコンテストのビジュアルに起用していただいたこと、本当に身に余る光栄なことと感じております。。

応募期間は2015年3月14日〜2015年6月30日。

GBWC2015同様、どんな作品が選ばれるのか自分もとても楽しみなコンテストです。



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MG サザビー Ver.Ka 【GBWC2013ゴールドトロフィーVer.】製作記


すこし脱線してしまいましたが、ここからがサザビーの製作記になります。

(前回のブログの最後に次はPGユニコーンかGセルフのバックパックと書いてましたが、急遽このサザビーを先に製作することとなりました。。すみません)


この金メッキサザビーをいただいた経緯をすこし。
これはGBWC世界大会で自分が優勝した時の副賞でいただいたものです。

20150312005.png

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2位の方は銀メッキのサザビーを。そして3位の方は銅メッキを。
これは世界大会授賞式後のホテル内でのパーティの中で壇上にそれぞれ入賞者が呼ばれ、バンダイの川口さんから直接いただけるのです。

ジュニアの世界チャンピオンの子も同じものを持っているので、世界に2つだけしかないもの。

こういう記念品は大事に取っておくのもいいのかもしれませんが、自分は模型製作をしていなかった時期もこの金サザビーを「自分ならどうやって作るか。。」をずっと頭の片隅に置いて考えていました。


ただ組むのだけでは嫌


自分が「こうしたい」と思うアレンジを加えたい
でも今回のメッキは特別なものなので絶対にはがしたくない
そうなると自然とやれることが限られる


ざっと挙げるメッキキットの大きな問題点は3つ


●ゲート跡
アンダーゲートではないキットではこの「ゲート跡」というものが大きく目立つのです。


20150312008.png

サザビーの装甲は「赤」。このように1パーツにつき少なくとも3つの赤いゲート跡がはっきり目立っていました。



●ヒケ
次に「ヒケ」。プラモデルというのは熱して液体状になったプラを金型に流し込み型を取り、それが冷えて固まったもの。
その固まる時に一部がへこんで凝縮してしまう現象でパーツの裏側に厚みのある部分などに現れてしまいます。


20150312009.png

通常であれば、こういうへこんでる部分はパテなどで埋めやすりがけで平らにしていくのですが、メッキの場合ははがれてしまうのでこれすら出来ません。


●メッキ部分への加工が不可
前述のヒケの問題と重なりますがメッキはヤスリがけが不可。すこしでもやるとメッキ塗装が剥がれてしまいます。
そしてメッキ部分へのスジボリやモールドを彫りこんだりも、すこしでも失敗した瞬間にアウト。
剥がれたメッキは元へは戻らないのです。


まだ他にも問題点はいくつもあったのですが、大きな問題としてこの3つが頭をとても悩ませました。


そして、この3つの解決方法として自分が選んだもの、チャレンジしたものはこの記事の中に書きたいと思います。



なにはともあれ、金メッキサザビーの製作を開始いたしました。


【製作コンセプト】

自分は必ず、製作の最初にこのキットをどういう風にして「作品」にしていくか、どのような作品にしていきたいかを決めることにしています。


ちなみにνガンダムの時も製作記第一回でこのような事を書いていました。


=================================

「これが素組み状態のνガンダム Ver.Ka(以後νガンダムと略します)
もちろんこれでも十分カッコいいと思うのですが、自分が気になった部分は。。。

002_20121226131608.jpg

やはりこの上半身、大きすぎる肩とフロントアーマー、短い胴、全てがすこし

too much(やりすぎ)

なのです。

自分が思うνガンダムというのはやはりスマート。

その常に対比させられるサザビーとの協調(ハーモニー)。

サザビーが筋肉をつけるだけつけたスーパーヘビー級であれば、νガンダムは体脂肪を絞るだけ絞り、カミソリのような筋肉を持つミドル級。

柔と剛

連邦系MS(の象徴)対ジオン系MS(の象徴)

このνガンダム Ver.Kaのフォルムは全体的に「スマートさよりもごつさ」が感じられ(あくまで自分個人の意見です)、これを自分は

スマートで洗練されたフォルム

に変えていきたいなと思っております。

(2012年12月26日「MG νガンダム Ver.Ka 製作記.1」より抜粋)
=================================


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結果、このように変えていきました。



 今回のサザビー

実は去年1度作ろうと思い、MG サザビーVer.Kaを組んだことがありました。

20150312015.png

その時にいろいろな検証や比較などしたことがあるのですが、自分が以前製作したHGUCサザビーのバランス、フォルムなどかなり似ている事に気づいたのです。

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このようにかなり改修を加え元キットから変えています。


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本当によく似ていました。
自分の中でサザビーの理想のフォルムというのは以前製作したHGUCサザビー。これはあまり大きく改修することはないと(なんでもかんでもいじればいいわけではないので)それくらいこのMGサザビーのフォルムは自分が気に入るものでした。

大きな改修はいらない(他の部分に時間をかけられる)

これも今回金メッキサザビーを作ろうと思った一つでもあります。

とはいえこまかい場所で気になる部分は形を変えたりしているので、そういう部分などこれからの製作記の中で書き綴っておきたいと思います。



20150312016.png

最初は肩から組んでみました(この時点で内部フレームには黒サフを塗装しています)


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早くも問題点が浮き彫りに。ゲート跡はゴールドのタッチペンで赤い部分を塗装してみましたがやはり凹凸もあって完全に消し去る事は不可能でした。



ここで一つ大きな決断をしました


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当時Twitterにこう書き綴ったように、


ゲート跡を形を整えて削り取り、ディテールの一部としてしまおう


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すこしわかりやすく矢印をつけてみました(左が加工前、右が加工後)

ツイートでは「シール」と書いてましたが結局シールは使わず全てディテールの一部に。


なぜ最初に組んだ肩からやらずに顔からやったのか


これは前述した「メッキ部分の加工はすこしでもミスしたらアウト」だったため、一番重要な頭部でミスをしたらこのサザビーの製作は中断しようと考えていたのです。

それもあり通常であれば1時間かからないたったこれだけのモールドを彫るのに丸1日をかけて慎重に彫り込んでいきました(10倍以上の時間)。

なんとかメッキ剥がれのミスなく終え、少しこの方法での活路が見えてきたのですが、
次に問題となったのは「時間」でした。

ざっと計算したのですが、メッキ部分を残す外装パーツ数はおよそ100パーツ。
その1パーツにつき3箇所のゲート跡がある。
合計で処理しなければならないゲートは300箇所。


わずか4箇所をするだけで丸一日を費やしてはそれだけで数ヶ月かかってしまう


スピードアップも今後の製作課題の一つとなりました。


=====================

・・・すみません、この金サザビー、もう完成はしているのですが製作記となるとやはりかなり長くなってしまったため、今回はここでひとまず更新(前編)とし、次に「後編」を更新したいと思います。。

すみません。。


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このメッキキットが。。


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どのような製作を経てこのようになったのか出来るかぎりわかりやすく書けたらいいなと思ってます。
また近々更新できるようがんばります!

では、後編で!


シュン



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