Calmi Cuori Appassionati
冷静と情熱の模型製作
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2012-06-29 00:00 |
カテゴリ:HGUC サザビー

こんにちは!当ブログ「Calmi Cuori Appassionati」のアクセス、ありがとうございます!
おそらくここにアクセスしていただいた、ほとんどの方がモデラーズギャラリーのサザビーをご覧になった方だと思います。
ここに一言お礼を書かせていただきます。
今回、このサザビーをモデラーズギャラリー様に投稿させていただき、とても高い評価をいただいたこと、本当に驚いているとともに、感謝の気持ちでいっぱいになっております。
ここにあらためて、コメントしていただいた皆様、投票していただいた皆様、ご観覧いただいた皆様に厚く御礼を申し上げます。有難う御座いました。
正直、このサザビーはガンプラ王2次予選落ち作品ということで、MGでも軽くスルーされてしまうんじゃないか、、と内心思っていました。
ですが、MGをご覧の目の肥えたモデラー様の方々、またギャラリー様の目にとめていただき、そして評価をしていただいたということは本当に光栄と思える嬉しい結果で、またこれを励みにして精進いたします。
これからは当ブログにて、SNSのほうに書いていた全26回にわたる「サザビー製作記」をすこしづつ移行させていこうと思っています。
、、、実は、今回の製作で一番頑張ったのが、製作記なのです(^^;
今まで製作中に製作途中を文字にしたり、写真をパシパシ撮ったり。。。という経験がなかったので、本当に苦労しました(^^;
ですが、詳細にわたる製作日記になっていますので、是非お時間があるときにでも一度見ていただけたら・・・と思います。
それでは、また近いうちに更新いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします!
shunneige
モデラーズギャラリー【ネオ・ジオンのフラッグシップ機】
2012-06-28 17:51 |
カテゴリ:HGUC サザビー
「自分が一番好きな機体、サザビーをとにかくカッコよくしたい」
というテーマのもと、3ヶ月を費やして製作したこのHGサザビー。
製作するにつれ、次第に膨れ上がっていく工作量と情報量の多さに、一時は「完成させるのは無理なんじゃないか・・・」と諦めかけたことも正直あり、長い模型製作のブランクで、鈍っている感覚にも苦しめられ、全塗装の塗り直しなど大小の失敗も重ねましたが、なんとか完成いたしました。
このサザビー、誰にも言わなかった密かな目標として
「モデラーズギャラリーで年間ランキング入り、そしてサザビータグのランキングでも上位10位以内」
という、本当に無謀な大目標がありました(^^;
あそこに投稿されている、過去に製作された皆様の素晴らしいサザビー。
それを拝見し「自分もこの中の作例の一つとなれるようなサザビーを作りたい」
これが当サザビーを製作する上で一番のモチベーションを保つ原動力でありました。
そして6/28現在、皆様のおかげで、その目標を達成出来たこと、本当に嬉しく思っています。
そしてもう一つ、
この「サザビー製作記」はSNSのほうにひたすら書き綴っていたものでした。
模型復帰してまだわずか2ヶ月で誰も知り合いがおらず、最初のほうは1人での製作記でしたが、次第にコメントをしていただける人が増えていき、最後は自分の大きな励みにもなっていました。
たくさんの励ましのコメントをしていただいた方々にもあらためてお礼を申し上げます。
本当にありがとうございました。
それでは、約40枚近くの画像となりますが、どうぞごゆっくりご覧ください。
完成写真(全体)












拡大写真




改修途中・ノーマルとの比較写真






















解説文も含めた改修のまとめはこちらの「MSN-04サザビー製作日記【改修まとめ】」をご覧ください。
最後にノーマルとの全体比較


以上になります。
これにて「サザビー製作記 最終回」とさせていただきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
2012-06-28 12:29 |
カテゴリ:HGUC サザビー
4月12日に書いた製作記です。
ここでは最後の部分の製作「頭部」の製作について書いています。
===============
「サザビー出ます!サザビー発進!!」
by ネオジオンのクルー
さて、製作です。
昨日11日は、このサザビーの製作を開始してちょうど3ヶ月。
区切りも良いということで、最後の難関
頭部のディテール及び塗装
をいたしました。
・ディテール
胴体とのバランスも考慮し、必要最小限のモールドを追加することにしました。
まずはスジ彫り作業。
円形のスジ彫りはガイドラインがとても大事になるので、まずえんぴつなどで外形の型を取ったものをスキャンし、PCに落とします。
イラレでその円形のラインをスジ彫り用のラインに縮小し、再度プリント(すこし厚みのある紙)

プリントしたものを丁寧に切り取り、その裏に両面テープを貼ってガイドラインとします。
パネルラインの太さは0.075mmに設定。
その他、凹モールドなども要所に追加(これもスジ彫り同様タガネで彫ります)。
凹モールドの太さは0.4mm。
・塗装
サフ後、スミイレ。乾燥ののち拭き取り。
ディープレッド塗装。
塗装後、薄くなったモールド部分に再度スミイレ。乾燥ののち拭き取り。
デカール貼り。乾燥ののちトップコート(光沢)。
最後につやを80%ほど取り除きます。光沢20%ほど残す。
・モノアイ取り付け
Hアイズ(1mm ノンカラー)を使用し、Hアイズの裏面にクリアグリーンを塗装。
※
今では多くの方がモノアイにこのHアイズを使用されています。Hアイズには3種類のカラーがあり、それぞれ【透明、ピンク、グリーン】とありますが自分は透明しか使用しません。
カラーをあらかじめ入れてあるHアイズはカラー成分がその中に入っているためやや濁っており、透明のHアイズの裏側のみ塗装(ピンクまたはグリーンなど)するのでは輝きが違うのです。。よってモノアイを輝かせたい場合は【透明を選び、その裏側のみを塗装する】がオススメです^^
モノアイカバーは市販パーツを使用(1mm用)
・おでこ部分の頭部カメラ
まずはゆるいカメラの凹モールドを彫りおこし(タガネ、0.075、0.125、0.2mm使用)、クリアな【面】を作成。
スミイレでブラックを塗装後、中央にメタリックグリーンのシールを貼り付けます。

昨日100均一で買ってきたキラキラシールを使用してます(100円ですが、たくさん入っていて、しかもクオリティ高いです)
以上で完成です。




自分はいつも頭部は最後のほうに製作しているのですが、毎回これを取り付ける時は鳥肌が立ちます。今回は鳥肌MAXでした。
特にジオン系の「一つ目」の場合は
作品にソウル(魂)を入れ込む
少しおおげさかもしれませんが、それくらい自分はこの頭部(顔)というものが「ガンプラ」には重要だと思っているのです。

魂が入ったサザビー(上半身)です。

ノーマルとの比較。
こだわった頭部と胴体のアンバランスさの改善。

原因は首まわりの密度だけではなく、肩の位置、形からもその原因の発端があり、
そこを徹底的に改善をしていきました。

カバーを取ったところです。わずか1mmですが、エメラルドグリーンの妖艶な光が輝いています。

「一つ目の赤い悪魔」
試行と錯誤の繰り返し、再塗装・・・と、いろいろとありましたが、
もうすぐ、SAZABI ロールアウトです^^
ここでは最後の部分の製作「頭部」の製作について書いています。
===============
「サザビー出ます!サザビー発進!!」
by ネオジオンのクルー
さて、製作です。
昨日11日は、このサザビーの製作を開始してちょうど3ヶ月。
区切りも良いということで、最後の難関
頭部のディテール及び塗装
をいたしました。
・ディテール
胴体とのバランスも考慮し、必要最小限のモールドを追加することにしました。
まずはスジ彫り作業。
円形のスジ彫りはガイドラインがとても大事になるので、まずえんぴつなどで外形の型を取ったものをスキャンし、PCに落とします。
イラレでその円形のラインをスジ彫り用のラインに縮小し、再度プリント(すこし厚みのある紙)

プリントしたものを丁寧に切り取り、その裏に両面テープを貼ってガイドラインとします。
パネルラインの太さは0.075mmに設定。
その他、凹モールドなども要所に追加(これもスジ彫り同様タガネで彫ります)。
凹モールドの太さは0.4mm。
・塗装
サフ後、スミイレ。乾燥ののち拭き取り。
ディープレッド塗装。
塗装後、薄くなったモールド部分に再度スミイレ。乾燥ののち拭き取り。
デカール貼り。乾燥ののちトップコート(光沢)。
最後につやを80%ほど取り除きます。光沢20%ほど残す。
・モノアイ取り付け
Hアイズ(1mm ノンカラー)を使用し、Hアイズの裏面にクリアグリーンを塗装。
※
今では多くの方がモノアイにこのHアイズを使用されています。Hアイズには3種類のカラーがあり、それぞれ【透明、ピンク、グリーン】とありますが自分は透明しか使用しません。
カラーをあらかじめ入れてあるHアイズはカラー成分がその中に入っているためやや濁っており、透明のHアイズの裏側のみ塗装(ピンクまたはグリーンなど)するのでは輝きが違うのです。。よってモノアイを輝かせたい場合は【透明を選び、その裏側のみを塗装する】がオススメです^^
モノアイカバーは市販パーツを使用(1mm用)
・おでこ部分の頭部カメラ
まずはゆるいカメラの凹モールドを彫りおこし(タガネ、0.075、0.125、0.2mm使用)、クリアな【面】を作成。
スミイレでブラックを塗装後、中央にメタリックグリーンのシールを貼り付けます。

昨日100均一で買ってきたキラキラシールを使用してます(100円ですが、たくさん入っていて、しかもクオリティ高いです)
以上で完成です。




自分はいつも頭部は最後のほうに製作しているのですが、毎回これを取り付ける時は鳥肌が立ちます。今回は鳥肌MAXでした。
特にジオン系の「一つ目」の場合は
作品にソウル(魂)を入れ込む
少しおおげさかもしれませんが、それくらい自分はこの頭部(顔)というものが「ガンプラ」には重要だと思っているのです。

魂が入ったサザビー(上半身)です。

ノーマルとの比較。
こだわった頭部と胴体のアンバランスさの改善。

原因は首まわりの密度だけではなく、肩の位置、形からもその原因の発端があり、
そこを徹底的に改善をしていきました。

カバーを取ったところです。わずか1mmですが、エメラルドグリーンの妖艶な光が輝いています。

「一つ目の赤い悪魔」
試行と錯誤の繰り返し、再塗装・・・と、いろいろとありましたが、
もうすぐ、SAZABI ロールアウトです^^
2012-06-27 15:49 |
カテゴリ:HGUC サザビー
4月9日に書いた製作記です。
ここでは先の「デカールの貼り直し」について、その原因と改善、そして3日間の完徹(笑)により、塗装、デカールが終了するまでを書いています。
===============
「ギラドーガまで?!無理だよ、皆下がれ!」 by アムロ
さて、製作です。
前回の製作日記「修正篇」でお伝えした「デカールの削除」の件。
数の多さも問題でしたが、一番の問題はその
大きさ
でした。コーション用なのに、やや大き過ぎたのです。
今回のサザビーのCAUTION用デカールは「1/144 シナンジュ」のデカールを使用していたのですが、シナンジュではあまり目立たなかったデカールがこのサザビーだとやけに目立つのです。

これは
・曲面が多いシナンジュに対し、サザビーはそれほど曲面が多くないこと
・シナンジュでは光沢のあるグロス塗装(キャンディー塗装)にしたのに対し、サザビーはつやをかなり取り除いた明るいレッドではなく暗いレッドにしたこと
などの理由が重なり
CAUTIONデカールの目立ち過ぎ
になってしまっていました。
デカールを少なくするだけでは問題は解決されないと考え、その改善策として・・
その1
1/144シナンジュのCAUTIONデカールよりも小さくこまかいデカールに変更する
これはもはやガンダムデカールの中で探すのは無理でした。なぜなら自分が今まで見たガンダムデカールの中でシナンジュのCAUTIONデカールがもっともちいさく、こまかかったのです。
その2
CAUTIONの文字色が真っ白ではなく、ややグレーがかった色を選ぶ
通常のレッドならともかく、今回のサザビーのレッドは深みのあるディープレッド。
色が暗くなればなるほど、白というのは目立つのでこれをややグレーの文字色に変え、あまり目立たなくする
早速、行動です。
まずは模型屋さん(といっても量販店のヨドバシガンプラコーナー)へ行き、最もこまかいCAUTIONデカールを探しました。
そこで見つけたのがこれ
NCデカール05 1/144 シルバー
とにかく、ちいさくこまかいのです。即決でした。
そして、色も「グレーより明るいシルバー」というのも決めての理由でした。(シルバーはつやを取れば薄いグレーになります)
自宅へ戻り、再塗装の開始です。
他のパーツを塗装し、テストでデカールを貼ってみる。
OKと判断し、全貼りかえの開始です。
まずは今までの塗装を落とし、やすりがけをして、再びサフ。
次に、浅くなったモールド(パネルラインと凹モールド)を全てスジボリで彫りおこし。
スミイレと、スミイレの拭き取り
塗装(ディープレッド)
チェックし、塗装でやや埋まっているモールドをスジボリで再び彫りおこし
再びスミイレと、スミイレの拭き取り
塗装が薄い部分のチェック、必要な部分は再塗装
ここまでしてやっとデカール貼りです。
今回は慎重にやりました(^^;
画面上ではCGでチェック、そして実物でもいくつかのデカールが貼り終わったら組立ててみてチェック。
前回は100ほどのデカールを貼っていましたが、今回はその70%約70前後ほどにしました。(まだ、タンクや左足、シールドなどがあるので最終的には100前後になるかと思います)
最後に全体を仮組みして撮影し、最終チェック。
そしてトップコート、最後につやを取り除く作業で終了です。


これが新しくデカールと塗装をやり直したサザビーです。

脚の外装などはややずれていますが、こちらは最終で正確に取り付ける予定です。




これが以前のサザビーとの比較。やはり多すぎ、そして大きすぎでしたね。。(^^;
まだ塗装塗りたて、ツヤを取りたての状態なので、全体にツヤがなく色も浮ついてる感じですが、これは2〜3日ほどで次第にやんわりとしたツヤと落ち着きのある色が出てきます。

ひさしぶりに武装状態にしてみました。
やはり、サザビーにはこの「デカシールド」が似合います。
こちらも早く仕上げてあげないとです(^^;
今回、修正という形で全塗装の塗り替えを行ないましたが、塗装後にやや浅いと感じていたいくつかのモールドを深く彫り直す事などが出来たのはケガの功名でした。
少しロスタイムしてしまいましたが、もうゴールが見えているので、あと少し頑張ろうと思います。
ではでは、また次回です^^
ここでは先の「デカールの貼り直し」について、その原因と改善、そして3日間の完徹(笑)により、塗装、デカールが終了するまでを書いています。
===============
「ギラドーガまで?!無理だよ、皆下がれ!」 by アムロ
さて、製作です。
前回の製作日記「修正篇」でお伝えした「デカールの削除」の件。
数の多さも問題でしたが、一番の問題はその
大きさ
でした。コーション用なのに、やや大き過ぎたのです。
今回のサザビーのCAUTION用デカールは「1/144 シナンジュ」のデカールを使用していたのですが、シナンジュではあまり目立たなかったデカールがこのサザビーだとやけに目立つのです。

これは
・曲面が多いシナンジュに対し、サザビーはそれほど曲面が多くないこと
・シナンジュでは光沢のあるグロス塗装(キャンディー塗装)にしたのに対し、サザビーはつやをかなり取り除いた明るいレッドではなく暗いレッドにしたこと
などの理由が重なり
CAUTIONデカールの目立ち過ぎ
になってしまっていました。
デカールを少なくするだけでは問題は解決されないと考え、その改善策として・・
その1
1/144シナンジュのCAUTIONデカールよりも小さくこまかいデカールに変更する
これはもはやガンダムデカールの中で探すのは無理でした。なぜなら自分が今まで見たガンダムデカールの中でシナンジュのCAUTIONデカールがもっともちいさく、こまかかったのです。
その2
CAUTIONの文字色が真っ白ではなく、ややグレーがかった色を選ぶ
通常のレッドならともかく、今回のサザビーのレッドは深みのあるディープレッド。
色が暗くなればなるほど、白というのは目立つのでこれをややグレーの文字色に変え、あまり目立たなくする
早速、行動です。
まずは模型屋さん(といっても量販店のヨドバシガンプラコーナー)へ行き、最もこまかいCAUTIONデカールを探しました。
そこで見つけたのがこれ
NCデカール05 1/144 シルバー
とにかく、ちいさくこまかいのです。即決でした。
そして、色も「グレーより明るいシルバー」というのも決めての理由でした。(シルバーはつやを取れば薄いグレーになります)
自宅へ戻り、再塗装の開始です。
他のパーツを塗装し、テストでデカールを貼ってみる。
OKと判断し、全貼りかえの開始です。
まずは今までの塗装を落とし、やすりがけをして、再びサフ。
次に、浅くなったモールド(パネルラインと凹モールド)を全てスジボリで彫りおこし。
スミイレと、スミイレの拭き取り
塗装(ディープレッド)
チェックし、塗装でやや埋まっているモールドをスジボリで再び彫りおこし
再びスミイレと、スミイレの拭き取り
塗装が薄い部分のチェック、必要な部分は再塗装
ここまでしてやっとデカール貼りです。
今回は慎重にやりました(^^;
画面上ではCGでチェック、そして実物でもいくつかのデカールが貼り終わったら組立ててみてチェック。
前回は100ほどのデカールを貼っていましたが、今回はその70%約70前後ほどにしました。(まだ、タンクや左足、シールドなどがあるので最終的には100前後になるかと思います)
最後に全体を仮組みして撮影し、最終チェック。
そしてトップコート、最後につやを取り除く作業で終了です。


これが新しくデカールと塗装をやり直したサザビーです。

脚の外装などはややずれていますが、こちらは最終で正確に取り付ける予定です。




これが以前のサザビーとの比較。やはり多すぎ、そして大きすぎでしたね。。(^^;
まだ塗装塗りたて、ツヤを取りたての状態なので、全体にツヤがなく色も浮ついてる感じですが、これは2〜3日ほどで次第にやんわりとしたツヤと落ち着きのある色が出てきます。

ひさしぶりに武装状態にしてみました。
やはり、サザビーにはこの「デカシールド」が似合います。
こちらも早く仕上げてあげないとです(^^;
今回、修正という形で全塗装の塗り替えを行ないましたが、塗装後にやや浅いと感じていたいくつかのモールドを深く彫り直す事などが出来たのはケガの功名でした。
少しロスタイムしてしまいましたが、もうゴールが見えているので、あと少し頑張ろうと思います。
ではでは、また次回です^^
2012-06-27 13:08 |
カテゴリ:HGUC サザビー
4月6日に書いた製作記です。
ここでは「修正」について書いています。
このサザビーの最大の修正「赤い部分の塗装の全塗り直し」を決断します。
これを決意するのは勇気が入りましたが、悔しかったので3日間ほぼ完徹で仕上げました(^^;(塗装落とし、塗装、モールドのスミ入れ、デカール貼り)
===============
長かったサザビー製作日記も残すところ、おそらくあと数回の更新となりました。
今年の1月12日から製作日記がスタートして(実際の製作開始日は1月11日)、もうすぐ3ヶ月。
仕事でほとんど手をつけられなかった1ヶ月を引いても約2ヶ月を製作に費やしたこのサザビー。
ひさしぶりに一番最初に書いた製作日記を読み返してみました。
MSN-04サザビー製作日記 1
もう日記の内容はすっかり忘れていたのですが、最初に仮組みの状態でチェックしていたプロポーションの改修ポイントはほとんどやっていました。
やはりこのサザビーは約20年間自分の脳内にずっと変わらない形で存在しており、だからこそ、途中で方向変換したり、コンセプトを変えたり、行き詰まって飽きてもう製作をやめてしまったり・・・ということがなかったのかな・・・と思います。
行き当たりばったりの製作
も時には驚くほど良い作品が出来たりしますが、自分はやはり
一番最初にこの機体(キット)のコンセプトを決める
という事を最も大切にしています。
昨晩、腕の塗装がほぼ終わり(まだつやを取り除く作業が残っていますが)、本当にひさしぶりに全体を組んでみました。


これを美容師で例えると
カットもカラーもほぼ終わり、一度ドライにして最後のチェックをする
ところになりました。
まだ細かな修正はいくつかありますが、比較的大きな修正が一つ出来ました。

デカールの数を減らす
です。少し貼りすぎたようです。
こういうところが模型製作の一番のブランクを感じるところで、格闘技でいう
当て勘
というものです。
昔ならば、こういうデカール類はピンポイントで貼るところや「うるさすぎず、すくなすぎず」という数もわかっていたのですが、長いブランクでこういう部分の勘が鈍くなっていました。

CGでデカールを全て取ってみました。
自分は仕事柄こういうのがあっという間に出来るので、完成品の写真の際、取ってしまえばいいだけの話ですが、
模型では自分は
CG修正したものは投稿しない
と決めているので(そんなことをしても意味がないので)、
実際に、
塗装をまず一度すべて落としてから、もう一度塗装し直す事に決めました。
自分はやはり「模型は展示してこそ」という考えがあるので、これからそういうコンペに出展する場合の事も考え、
「失敗した部分は写真でその部分を写さなければいいや。。どうせネット投稿だし」
という気持ちは考えず、たとえ見えない部分でもしっかりと作り込んでいこうと思っています。
話は戻ってデカール削除。
削除といっても、全部取るわけではなく、下の写真のように数を減らします。


これも一度CGでチェックしながら、必要だと感じた部分は残し、うるさいと感じた部分は取っていこうと思います。
今まで、大きな失敗もなく順調すぎたのでこれもいい経験です。
ロスとしては2〜3日作業なので、とりあえず残す部分を決めていこうと思います。
ではでは、また次回です^^
ここでは「修正」について書いています。
このサザビーの最大の修正「赤い部分の塗装の全塗り直し」を決断します。
これを決意するのは勇気が入りましたが、悔しかったので3日間ほぼ完徹で仕上げました(^^;(塗装落とし、塗装、モールドのスミ入れ、デカール貼り)
===============
長かったサザビー製作日記も残すところ、おそらくあと数回の更新となりました。
今年の1月12日から製作日記がスタートして(実際の製作開始日は1月11日)、もうすぐ3ヶ月。
仕事でほとんど手をつけられなかった1ヶ月を引いても約2ヶ月を製作に費やしたこのサザビー。
ひさしぶりに一番最初に書いた製作日記を読み返してみました。
MSN-04サザビー製作日記 1
もう日記の内容はすっかり忘れていたのですが、最初に仮組みの状態でチェックしていたプロポーションの改修ポイントはほとんどやっていました。
やはりこのサザビーは約20年間自分の脳内にずっと変わらない形で存在しており、だからこそ、途中で方向変換したり、コンセプトを変えたり、行き詰まって飽きてもう製作をやめてしまったり・・・ということがなかったのかな・・・と思います。
行き当たりばったりの製作
も時には驚くほど良い作品が出来たりしますが、自分はやはり
一番最初にこの機体(キット)のコンセプトを決める
という事を最も大切にしています。
昨晩、腕の塗装がほぼ終わり(まだつやを取り除く作業が残っていますが)、本当にひさしぶりに全体を組んでみました。


これを美容師で例えると
カットもカラーもほぼ終わり、一度ドライにして最後のチェックをする
ところになりました。
まだ細かな修正はいくつかありますが、比較的大きな修正が一つ出来ました。

デカールの数を減らす
です。少し貼りすぎたようです。
こういうところが模型製作の一番のブランクを感じるところで、格闘技でいう
当て勘
というものです。
昔ならば、こういうデカール類はピンポイントで貼るところや「うるさすぎず、すくなすぎず」という数もわかっていたのですが、長いブランクでこういう部分の勘が鈍くなっていました。

CGでデカールを全て取ってみました。
自分は仕事柄こういうのがあっという間に出来るので、完成品の写真の際、取ってしまえばいいだけの話ですが、
模型では自分は
CG修正したものは投稿しない
と決めているので(そんなことをしても意味がないので)、
実際に、
塗装をまず一度すべて落としてから、もう一度塗装し直す事に決めました。
自分はやはり「模型は展示してこそ」という考えがあるので、これからそういうコンペに出展する場合の事も考え、
「失敗した部分は写真でその部分を写さなければいいや。。どうせネット投稿だし」
という気持ちは考えず、たとえ見えない部分でもしっかりと作り込んでいこうと思っています。
話は戻ってデカール削除。
削除といっても、全部取るわけではなく、下の写真のように数を減らします。


これも一度CGでチェックしながら、必要だと感じた部分は残し、うるさいと感じた部分は取っていこうと思います。
今まで、大きな失敗もなく順調すぎたのでこれもいい経験です。
ロスとしては2〜3日作業なので、とりあえず残す部分を決めていこうと思います。
ではでは、また次回です^^
2012-06-26 16:02 |
カテゴリ:HGUC サザビー
4月4日に書いた製作記です。
ここでは「作品の撮影」について書いています。
===============
「昔のエンジンがまだ使える、そりゃすごい」
アクシズ譲渡交渉にて byホルスト
さて、製作です。
今回は製作とは直接関わりがないのですが、現在大事なエレメントの一つとなっている
作品の撮影
に関して少し書いておきたいと思います。
最初に。。
自分はフォトグラファーではありませんが、デザイナーという職業柄、わりと多くの撮影現場(スタジオ撮影や野外での撮影)に携わらせていただいています。
商品撮影やタレントさんの撮影など、そこで得た知識やノウハウなど多少でありますが、自分の「模型作品の撮影」にも反映させているので、この日記をご覧いただいた方の少しでも参考になれば。。と思い、書き残しておきたいと思います。
昔は模型といったら「展示」でした。どこかの模型屋さんのディスプレイなどで飾られている作品を誰もが目にしたと思います。
ですが近年のネット普及により、その形態は大きく様変わりしました。
気軽に自分が撮影した作品をネットの投稿サイトなどに投稿でき、コンペなども「ネット限定」で行なわれていることもしばしば見受けられます。
そこで近年重要なエレメントとなってきているのが「撮影」です。
自分で企画し
自分で作り
自分で色を塗り
自分で撮影する
これが全て揃って「作品」というものが完成します。
自分は、この「撮影」を重要視しています。なぜなら、他の方が観覧される際は、その撮影したものが全てになるからです。
撮り方によって全く違う印象になる
こともあると思います。
せっかくがんばってキレイな表面処理やカリカリのエッジ出しをしたのに画素数の低いノイズの目立つカメラで撮影してしまったら、そのキレイな細部は消えてしまい、そしてそれを観覧してる人にはわからないままなのです。
現にモデラーズギャラリーなどの投稿サイトの評価が良い作品のほとんどは、細部までもクリアに写し出されている素晴らしいプロ並みの撮影をされてる作品がほとんどです。
自分の作品をありのまま見ていただきたい
そうなると、本格的な撮影機器と、最新の一眼カメラ。。ということになってしまいますが、
「そこまで投資するのはちょっと。。」と思われてる方も多いと思います。
自分もそうです。模型撮影には
「今あるものを最大限有効利用して、その中で一番作品が良く見える撮影方法をしたい」
そう思っているのです。





この作品たちは自分が撮ったものですが、使用したカメラは一昔前のもので画素数はわずか600万画素の一眼レフカメラです。
画素数だけなら今の携帯カメラより低い画素数です。
そして、背景に使用しているのは文房具屋で¥15で購入したただの画用紙で、使用している照明器具も

このような物々しいスタジオ撮影用でもなんでもなく、自宅用に使用しているフロアスタンドです。

まさにこの形です。
こんな安っぽい器具しか使用していないのです。何一つ「専用器具」というものは使用していません。
ですが、自分の作品はたまに「撮影が上手」とのお言葉をいただくことがあります。
もちろんそのままなんの工夫もしなく撮影すれば、自分の撮影を「上手」と言われる事はなかったと思います。
その「ちょっとした工夫」をポイントに分けて説明したいと思います。
その1 直接照明はNG
まずはこちらの画像をご覧ください。


上が直接ランプをキットに当てて撮影したもの
下が間接照明にて撮影したもの
好みの問題もありますが、自分にはこの「直接照明」というのは影が強く出すぎてあまり好きではありません。
図にしてみました。

これは直接光源をキットに当てているので、その一方向からしか光が当たらないのです。よって大きくくっきりとした「影」がでてしまいます。

そして、これは光源をまず上の壁に当てて、その壁に反射した光を利用した「間接的な照明」になります。
これによって、光の光源が分散され、さまざまなところから光をもらい、それが「柔らかい光」となってキットを浮かび上がらせます。
この壁を利用した光源の分散は、店内撮影などでよく使われています(全体の光を柔らかくする)。

また直接照明は、このようにキットの角度によって露出オーバーして白くなってしまう場合があります。
このように同じキットでも光の当て方によって、質感も色も全く違うものになってしまうのです。
その2 ISOは一番低く
まずはこの画像をご覧ください。


上がISO1600、下がISO200に設定して撮影したものです。
これだとややわかりづらいので、写真を明るくして拡大してみました。


もうクオリティでかなりの差が現れていると思います。
ISOというのは今はどのデジカメにもついてると思いますが「高感度」のことです。
感度をよくすることによって、暗い部屋や夜景など速いシャッタースピードで撮ることが出来、手ぶれによる写真のボケをなくす機能なのですが、短いシャッター時間ではやはり「あいまい」な画像しか撮れないのです。
その「あいまい」なものをカメラ側のコンビュータが「それらしく」調整処理し、映像に写し出すのですが、やはり必要な情報量が少ないため、スカスカな部分をノイズで埋めるといういわば「擬似的な」映像となります。
この「高感度設定」を一番低くすることによりシャッタースピードの時間は大幅に伸びますが、その分必要な情報量は全てカメラ内に収めることが出来、先程の画像のようなクリアでシャープな映像を得ることができるのです。
当然シャッタースピードが遅くなる分、手での撮影は不可能となるので、三脚を使用し、そしてタイマー(2秒とか5秒の)設定を推奨します。
その3 明度の使い分け
これは「好き」「嫌い」が分かれる部分ではありますが、自分は模型作品は全てを見せなくてもよいという考えです。


この2つの画像、最初のはオート撮ったもので、2つ目は明度を下げた設定になります。
どちらのほうが迫力があるでしょうか。自分には2つ目のほうが写真から伝わる迫力というものを感じるのです。
もちろん、最初のほうが全てのディテールがクリアに見えていますが「作品として」見た時はやはり2つ目のほうが好きです。

車のフォトギャラリーなどもそうですが「臨場感」や「迫力」というものをつけたい場合は、このように暗い背景と、がっつりとコントラストのある陰影をつけたほうがインパクトという点で大きなアドバンテージとなると思います。
その4 場合によってレフ板を使用する
写真やその部位によって、明度を下げていい場合とよくない場合があります。

写真右のように暗いバックパックのディテールなどを見せたい場合、写真では光が上方向からしか当たらないため、ややわかりづらくなっています。
ですが、下のほうにレフ板を置いて光を反射させて、その部分を照射することで、バックパックのディテールもやや形状をクリアに見せることができます(写真左)
レフ板は板にアルミホイルを巻いて自作してもいいですが、ちいさいものなら\1000以内で買えるので買っておいてもよいと思います(自分のは600円でした)。
ざっとですが以上になります。
今回のこの撮影方法は、あくまで「たくさんある撮影方法の一つ」です。
本格的な撮影機材や高額な一眼レフカメラを購入すればもっと違う方法になりますが、現在自分がしている方法は「お金をかけずに自分が一番有効だと思った撮影方法」になります。
ですが「少し撮影に悩んでいる」「そろそろケータイカメラをやめて、撮影したいが撮影の仕方がよくわからない」と思っている方は是非一度この方法にて試してみてください^^特に「その1」と「その2」は結構使えると思います。

最後にケータイで撮ったサザビーと、今回のこの撮影方法で撮ったサザビーを載せておきます。
やっぱり違いますよね(^^;
ではでは、また次回です。
ここでは「作品の撮影」について書いています。
===============
「昔のエンジンがまだ使える、そりゃすごい」
アクシズ譲渡交渉にて byホルスト
さて、製作です。
今回は製作とは直接関わりがないのですが、現在大事なエレメントの一つとなっている
作品の撮影
に関して少し書いておきたいと思います。
最初に。。
自分はフォトグラファーではありませんが、デザイナーという職業柄、わりと多くの撮影現場(スタジオ撮影や野外での撮影)に携わらせていただいています。
商品撮影やタレントさんの撮影など、そこで得た知識やノウハウなど多少でありますが、自分の「模型作品の撮影」にも反映させているので、この日記をご覧いただいた方の少しでも参考になれば。。と思い、書き残しておきたいと思います。
昔は模型といったら「展示」でした。どこかの模型屋さんのディスプレイなどで飾られている作品を誰もが目にしたと思います。
ですが近年のネット普及により、その形態は大きく様変わりしました。
気軽に自分が撮影した作品をネットの投稿サイトなどに投稿でき、コンペなども「ネット限定」で行なわれていることもしばしば見受けられます。
そこで近年重要なエレメントとなってきているのが「撮影」です。
自分で企画し
自分で作り
自分で色を塗り
自分で撮影する
これが全て揃って「作品」というものが完成します。
自分は、この「撮影」を重要視しています。なぜなら、他の方が観覧される際は、その撮影したものが全てになるからです。
撮り方によって全く違う印象になる
こともあると思います。
せっかくがんばってキレイな表面処理やカリカリのエッジ出しをしたのに画素数の低いノイズの目立つカメラで撮影してしまったら、そのキレイな細部は消えてしまい、そしてそれを観覧してる人にはわからないままなのです。
現にモデラーズギャラリーなどの投稿サイトの評価が良い作品のほとんどは、細部までもクリアに写し出されている素晴らしいプロ並みの撮影をされてる作品がほとんどです。
自分の作品をありのまま見ていただきたい
そうなると、本格的な撮影機器と、最新の一眼カメラ。。ということになってしまいますが、
「そこまで投資するのはちょっと。。」と思われてる方も多いと思います。
自分もそうです。模型撮影には
「今あるものを最大限有効利用して、その中で一番作品が良く見える撮影方法をしたい」
そう思っているのです。





この作品たちは自分が撮ったものですが、使用したカメラは一昔前のもので画素数はわずか600万画素の一眼レフカメラです。
画素数だけなら今の携帯カメラより低い画素数です。
そして、背景に使用しているのは文房具屋で¥15で購入したただの画用紙で、使用している照明器具も

このような物々しいスタジオ撮影用でもなんでもなく、自宅用に使用しているフロアスタンドです。

まさにこの形です。
こんな安っぽい器具しか使用していないのです。何一つ「専用器具」というものは使用していません。
ですが、自分の作品はたまに「撮影が上手」とのお言葉をいただくことがあります。
もちろんそのままなんの工夫もしなく撮影すれば、自分の撮影を「上手」と言われる事はなかったと思います。
その「ちょっとした工夫」をポイントに分けて説明したいと思います。
その1 直接照明はNG
まずはこちらの画像をご覧ください。


上が直接ランプをキットに当てて撮影したもの
下が間接照明にて撮影したもの
好みの問題もありますが、自分にはこの「直接照明」というのは影が強く出すぎてあまり好きではありません。
図にしてみました。

これは直接光源をキットに当てているので、その一方向からしか光が当たらないのです。よって大きくくっきりとした「影」がでてしまいます。

そして、これは光源をまず上の壁に当てて、その壁に反射した光を利用した「間接的な照明」になります。
これによって、光の光源が分散され、さまざまなところから光をもらい、それが「柔らかい光」となってキットを浮かび上がらせます。
この壁を利用した光源の分散は、店内撮影などでよく使われています(全体の光を柔らかくする)。

また直接照明は、このようにキットの角度によって露出オーバーして白くなってしまう場合があります。
このように同じキットでも光の当て方によって、質感も色も全く違うものになってしまうのです。
その2 ISOは一番低く
まずはこの画像をご覧ください。


上がISO1600、下がISO200に設定して撮影したものです。
これだとややわかりづらいので、写真を明るくして拡大してみました。


もうクオリティでかなりの差が現れていると思います。
ISOというのは今はどのデジカメにもついてると思いますが「高感度」のことです。
感度をよくすることによって、暗い部屋や夜景など速いシャッタースピードで撮ることが出来、手ぶれによる写真のボケをなくす機能なのですが、短いシャッター時間ではやはり「あいまい」な画像しか撮れないのです。
その「あいまい」なものをカメラ側のコンビュータが「それらしく」調整処理し、映像に写し出すのですが、やはり必要な情報量が少ないため、スカスカな部分をノイズで埋めるといういわば「擬似的な」映像となります。
この「高感度設定」を一番低くすることによりシャッタースピードの時間は大幅に伸びますが、その分必要な情報量は全てカメラ内に収めることが出来、先程の画像のようなクリアでシャープな映像を得ることができるのです。
当然シャッタースピードが遅くなる分、手での撮影は不可能となるので、三脚を使用し、そしてタイマー(2秒とか5秒の)設定を推奨します。
その3 明度の使い分け
これは「好き」「嫌い」が分かれる部分ではありますが、自分は模型作品は全てを見せなくてもよいという考えです。


この2つの画像、最初のはオート撮ったもので、2つ目は明度を下げた設定になります。
どちらのほうが迫力があるでしょうか。自分には2つ目のほうが写真から伝わる迫力というものを感じるのです。
もちろん、最初のほうが全てのディテールがクリアに見えていますが「作品として」見た時はやはり2つ目のほうが好きです。

車のフォトギャラリーなどもそうですが「臨場感」や「迫力」というものをつけたい場合は、このように暗い背景と、がっつりとコントラストのある陰影をつけたほうがインパクトという点で大きなアドバンテージとなると思います。
その4 場合によってレフ板を使用する
写真やその部位によって、明度を下げていい場合とよくない場合があります。

写真右のように暗いバックパックのディテールなどを見せたい場合、写真では光が上方向からしか当たらないため、ややわかりづらくなっています。
ですが、下のほうにレフ板を置いて光を反射させて、その部分を照射することで、バックパックのディテールもやや形状をクリアに見せることができます(写真左)
レフ板は板にアルミホイルを巻いて自作してもいいですが、ちいさいものなら\1000以内で買えるので買っておいてもよいと思います(自分のは600円でした)。
ざっとですが以上になります。
今回のこの撮影方法は、あくまで「たくさんある撮影方法の一つ」です。
本格的な撮影機材や高額な一眼レフカメラを購入すればもっと違う方法になりますが、現在自分がしている方法は「お金をかけずに自分が一番有効だと思った撮影方法」になります。
ですが「少し撮影に悩んでいる」「そろそろケータイカメラをやめて、撮影したいが撮影の仕方がよくわからない」と思っている方は是非一度この方法にて試してみてください^^特に「その1」と「その2」は結構使えると思います。

最後にケータイで撮ったサザビーと、今回のこの撮影方法で撮ったサザビーを載せておきます。
やっぱり違いますよね(^^;
ではでは、また次回です。
2012-06-22 18:04 |
カテゴリ:HGUC サザビー
クエス「地球の人って、頑固で変わんないくせに、自分の奥さんや旦那さんだけは変えるでしょ。だからシャアはいろいろやってみせてさ、人の可能性を見せようとしてんのよ」
SNSのほうに書いていた製作記も半分くらい移行が終わりました。
もうすこし製作記のほうは続くのですが、今回はすこし前倒しをして「改修箇所のまとめ」を書き綴りたいと思います。
各部位にわけた改修のまとめになっていますので、かなり文字量、画像数も多いです(^^;
=================


まずは頭部です。
・頭部の後ろ部分の延長(パテ使用)
・頭部前方の「ひさし」部分延長(パテ使用)
・アンテナ延長(パテ使用)
・モノアイを市販パーツに変更
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
■■一言コメント■■
当時のサザビーの設計画を参考に頭部を長く延長。
=================


次に胴体部分です。
・襟部分を延長。パテを使用し、最大6mmほど延長し、それに伴い形状も変更
・胸上部のくちばしのようなパーツを分割、斜め下にスライド。プラバン貼り付け。
・首部分の動力バルブの位置変更、市販パーツに差し替え。
・肩との接続箇所を変更、それにより肩が約3mm下がり、稼働域を拡大。
・胸下部の双方にあるダクト部分開口
・腹部分の拡散ビーム砲を変更
・動力バルブ部分変更(市販パーツに差し替え)、腹部横のバルブを支えるパーツを除去。パテ埋め
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、プラバン貼り付け
■■一言コメント■■
ボディラインの形状はそのままですが、一番の変更箇所は「頭部まわり」部分。頭部とのバランスが悪いと感じ、襟の形状を変更、拡大することでバランスの改修を行い、また胸上部のくちばしのような形状の張り出しの形状を変更し、首横の動力バルブも位置変更、それによってうつむき加減では窮屈さがあったアゴまわりをすっきりさせています。
参照製作日記
「MSN-04サザビー製作日記3」
そして肩の位置修正。やや上がり過ぎと感じた肩を接続箇所を変更(2〜3mm下げる)することで、全体的なプロポーションの改善を行ないました。
参照製作日記
「MSN-04サザビー製作日記4」
=================


肩(ショルダー)部分です。
■ショルダー本体
・形状を変更。横幅を縮小、パテを使用しやや丸みを帯びた形に変更
・バキュームフォームを使用し、外装を新規作成。ノーマルパーツは内部フレーム化。
・肩が大きく開いている部分にスラスター設置(2つ)。
・そのスラスター防御のための外装を新規作成(スラスター上部)。
・肩前部のアポジモーター内、メタルパーツ埋め込み
・外装、内装ともにパネルライン(スジボリ)、凹モールドを追加
・要所にダクト設置
■ショルダー下部(ムーバブルスラスター)
・形状を変更
・ノーマルでは3つだったスラスターを1つ減らし、2つのスラスターを新規設置
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、プラバン貼り付け
■■一言コメント■■
このショルダーに関しては当キットを製作する際の『最重要ポイント』との位置づけでした。
さんざん悩んだ挙げ句に選んだのが「肩の縮小」です。長すぎる肩をカットし、形状に丸みをつけ、そして外装同士の分割ラインを曖昧にし、内部フレームを見せることで、アウトライン強調効果を演出させました。
詳しくは製作日記の
「MSN-04サザビー製作日記9」
に記載しております。
=================

腕部です。
・上腕部分のシリンダーを取り除き、メタルシリンダーに変更
・前腕部分のアーマーの外装を新規製作(プラバン)
・マニピュレータ変更
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
=================


サイドアーマーです。
・形状を変更。パテを使用し最大約18mmほど延長。フラットだった切り口部分をサイドから中央にかけて大きなカーブを描く形状に変更し、パーツの厚みを薄く。
・その上から、バキュームフォームを使用し型を取り、二重装甲化。
・上部にダクトを設置
・スラスター変更
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールドを追加
■■一言コメント■■
ノーマルのサイドアーマーは形が単調だったため、大きく形状を変更し、外装は2重装甲にして奥行き感と密度を高めました。
=================


フロントアーマー、股間アーマーです。
フロントアーマー
・バキュームフォームを使用し、外装を新規設置。ノーマルパーツは内部フレーム化。
・要所にメタルパーツ追加
・内部フレーム、外装にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
股間アーマー
・プラバン貼り付け、ダクト設置
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・アポジモーター新規製作(メタルパーツ追加)
■■一言コメント■■
フロントアーマーもやはり面が大きくのっぺりしていたため、外装を新規に作成し、奥行き感と密度を高め、ゆるかったエッジ部分をシャープにしました。
=================


リアアーマーです。
・バキュームフォームを使用し、外装を新規設置。ノーマルパーツは内部フレーム化。
・要所にメタルパーツ類追加
・内部フレーム、外装にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、プラバン貼り付け
・既存ダクトを取り除き、新規ダクト追加
・リアアーマー上のバルプ(?)部分は、それぞれ分割、一部メタルシリンダーに変更
・アポジモーター内メタルパーツ追加
■■一言コメント■■
のっぺりとしていたノーマルのリアアーマー。外装を新規に追加し、奥行き感と密度を高め、ダクトやアポジモーターもしっかりと色分けしてメリハリをつけました。
詳しくは製作日記の
「MSN-04サザビー製作日記8」
に記載しております。
=================


脚部です。
■大腿(太もも)
・パテにて形状を変更(筒状の形状に厚みを持たせ、太く)
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
■ヒザアーマー
・パテにて形状を変更(延長し、先端を鋭角に)
・プラバンにて外装を新規作成
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
■スネアーマー
・形状を変更、スネのサイド部分にダクト口を新設
・プラバンにて外装を新規作成、分割
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
■ふくらはぎアーマー
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
・背後のスラスターの空きの部分の形状変更
■足部分
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
■足裏部分
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・スラスター(メタルパーツ)追加
■■一言コメント■■
ショルダーの次に重要視していた脚部。HGサザビーは脚部が貧弱だったので、太ももまわり、ヒザの付け根部分にパテにて太くし、どっしりとした下半身に。
=================



ファンネルバッグ(コンテナ)部分です。
■バッグ(コンテナ)本体
・プラバン(0.5、0.8、1.0、2.0mm)を使用し凸モールドを作成
・下部にシリンダーボックスをプラバンにて作成
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・マイナスモールド、メタルパイプ追加
・外装を新規作成(プラバン使用)
■ファンネルビット
・プラバンにて凸モールド作成
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・ビーム発射口に市販パーツ追加
■■一言コメント■■
不特定要素が多いサイコミュシステムを使用したファンネルのコンテナということで、シンプルな量産タイプのようなコンテナではなく、後付けで次々に新規のパーツ(制御装置や延長バッテリーなど)が増設させていったという想定。
=================

次にバックパックです。
・外装をプラバンにて新規作成。
・要所に排気ダクト設置
・シリンダーBOXをプラバンにて新規作成。
・ハッチ追加。
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・バーニア(大1、小2)を新規に追加
■■一言コメント■■
ファンネルバッグとバックパック取り付け部の違和感を取り除くためシリンダーを追加。
それぞれ必要と感じた箇所にダクトを設け、バックパックの3つのバーニアだけでドム一機分の推進力があるとのことで、ややちいさすぎたバーニアを大型のものに変更しています。
参照製作日記
「MSN-04サザビー製作日記13」
=================

プロペラントタンクです。
・約2倍に延長
・真鍮線を使用し、ハンガーのようなものを設置
・外装を新規作成(プラバン)
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・カラーはパネルラインにより<白・グレー>に色分け
■■一言コメント■■
ここはオリジナル設定で、本来短くて黒いタンクを白くて長いタンクに変更
=================

シールドです。
・エッジが緩い部分を鋭角に
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
・エンブレムを新規作成(プラバン)
■■一言コメント■■
基本形状はそのまま、モールドのみ追加。
=================

ビームライフルです。
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
・発射口にメタルパイプ追加
・ダクト類追加
・バルブ部分をメタルシリンダーに変更
■■一言コメント■■
短かったライフルを各先端部分を延長することで短さを解消。
=================
以上が、ほぼ全ての改修箇所になります(長かった。。(^^;)
では、また次回^^
SNSのほうに書いていた製作記も半分くらい移行が終わりました。
もうすこし製作記のほうは続くのですが、今回はすこし前倒しをして「改修箇所のまとめ」を書き綴りたいと思います。
各部位にわけた改修のまとめになっていますので、かなり文字量、画像数も多いです(^^;
=================


まずは頭部です。
・頭部の後ろ部分の延長(パテ使用)
・頭部前方の「ひさし」部分延長(パテ使用)
・アンテナ延長(パテ使用)
・モノアイを市販パーツに変更
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
■■一言コメント■■
当時のサザビーの設計画を参考に頭部を長く延長。
=================


次に胴体部分です。
・襟部分を延長。パテを使用し、最大6mmほど延長し、それに伴い形状も変更
・胸上部のくちばしのようなパーツを分割、斜め下にスライド。プラバン貼り付け。
・首部分の動力バルブの位置変更、市販パーツに差し替え。
・肩との接続箇所を変更、それにより肩が約3mm下がり、稼働域を拡大。
・胸下部の双方にあるダクト部分開口
・腹部分の拡散ビーム砲を変更
・動力バルブ部分変更(市販パーツに差し替え)、腹部横のバルブを支えるパーツを除去。パテ埋め
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、プラバン貼り付け
■■一言コメント■■
ボディラインの形状はそのままですが、一番の変更箇所は「頭部まわり」部分。頭部とのバランスが悪いと感じ、襟の形状を変更、拡大することでバランスの改修を行い、また胸上部のくちばしのような形状の張り出しの形状を変更し、首横の動力バルブも位置変更、それによってうつむき加減では窮屈さがあったアゴまわりをすっきりさせています。
参照製作日記
「MSN-04サザビー製作日記3」
そして肩の位置修正。やや上がり過ぎと感じた肩を接続箇所を変更(2〜3mm下げる)することで、全体的なプロポーションの改善を行ないました。
参照製作日記
「MSN-04サザビー製作日記4」
=================


肩(ショルダー)部分です。
■ショルダー本体
・形状を変更。横幅を縮小、パテを使用しやや丸みを帯びた形に変更
・バキュームフォームを使用し、外装を新規作成。ノーマルパーツは内部フレーム化。
・肩が大きく開いている部分にスラスター設置(2つ)。
・そのスラスター防御のための外装を新規作成(スラスター上部)。
・肩前部のアポジモーター内、メタルパーツ埋め込み
・外装、内装ともにパネルライン(スジボリ)、凹モールドを追加
・要所にダクト設置
■ショルダー下部(ムーバブルスラスター)
・形状を変更
・ノーマルでは3つだったスラスターを1つ減らし、2つのスラスターを新規設置
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、プラバン貼り付け
■■一言コメント■■
このショルダーに関しては当キットを製作する際の『最重要ポイント』との位置づけでした。
さんざん悩んだ挙げ句に選んだのが「肩の縮小」です。長すぎる肩をカットし、形状に丸みをつけ、そして外装同士の分割ラインを曖昧にし、内部フレームを見せることで、アウトライン強調効果を演出させました。
詳しくは製作日記の
「MSN-04サザビー製作日記9」
に記載しております。
=================

腕部です。
・上腕部分のシリンダーを取り除き、メタルシリンダーに変更
・前腕部分のアーマーの外装を新規製作(プラバン)
・マニピュレータ変更
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
=================


サイドアーマーです。
・形状を変更。パテを使用し最大約18mmほど延長。フラットだった切り口部分をサイドから中央にかけて大きなカーブを描く形状に変更し、パーツの厚みを薄く。
・その上から、バキュームフォームを使用し型を取り、二重装甲化。
・上部にダクトを設置
・スラスター変更
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールドを追加
■■一言コメント■■
ノーマルのサイドアーマーは形が単調だったため、大きく形状を変更し、外装は2重装甲にして奥行き感と密度を高めました。
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フロントアーマー、股間アーマーです。
フロントアーマー
・バキュームフォームを使用し、外装を新規設置。ノーマルパーツは内部フレーム化。
・要所にメタルパーツ追加
・内部フレーム、外装にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
股間アーマー
・プラバン貼り付け、ダクト設置
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・アポジモーター新規製作(メタルパーツ追加)
■■一言コメント■■
フロントアーマーもやはり面が大きくのっぺりしていたため、外装を新規に作成し、奥行き感と密度を高め、ゆるかったエッジ部分をシャープにしました。
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リアアーマーです。
・バキュームフォームを使用し、外装を新規設置。ノーマルパーツは内部フレーム化。
・要所にメタルパーツ類追加
・内部フレーム、外装にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、プラバン貼り付け
・既存ダクトを取り除き、新規ダクト追加
・リアアーマー上のバルプ(?)部分は、それぞれ分割、一部メタルシリンダーに変更
・アポジモーター内メタルパーツ追加
■■一言コメント■■
のっぺりとしていたノーマルのリアアーマー。外装を新規に追加し、奥行き感と密度を高め、ダクトやアポジモーターもしっかりと色分けしてメリハリをつけました。
詳しくは製作日記の
「MSN-04サザビー製作日記8」
に記載しております。
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脚部です。
■大腿(太もも)
・パテにて形状を変更(筒状の形状に厚みを持たせ、太く)
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
■ヒザアーマー
・パテにて形状を変更(延長し、先端を鋭角に)
・プラバンにて外装を新規作成
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
■スネアーマー
・形状を変更、スネのサイド部分にダクト口を新設
・プラバンにて外装を新規作成、分割
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
■ふくらはぎアーマー
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
・背後のスラスターの空きの部分の形状変更
■足部分
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
■足裏部分
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・スラスター(メタルパーツ)追加
■■一言コメント■■
ショルダーの次に重要視していた脚部。HGサザビーは脚部が貧弱だったので、太ももまわり、ヒザの付け根部分にパテにて太くし、どっしりとした下半身に。
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ファンネルバッグ(コンテナ)部分です。
■バッグ(コンテナ)本体
・プラバン(0.5、0.8、1.0、2.0mm)を使用し凸モールドを作成
・下部にシリンダーボックスをプラバンにて作成
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・マイナスモールド、メタルパイプ追加
・外装を新規作成(プラバン使用)
■ファンネルビット
・プラバンにて凸モールド作成
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・ビーム発射口に市販パーツ追加
■■一言コメント■■
不特定要素が多いサイコミュシステムを使用したファンネルのコンテナということで、シンプルな量産タイプのようなコンテナではなく、後付けで次々に新規のパーツ(制御装置や延長バッテリーなど)が増設させていったという想定。
=================

次にバックパックです。
・外装をプラバンにて新規作成。
・要所に排気ダクト設置
・シリンダーBOXをプラバンにて新規作成。
・ハッチ追加。
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・バーニア(大1、小2)を新規に追加
■■一言コメント■■
ファンネルバッグとバックパック取り付け部の違和感を取り除くためシリンダーを追加。
それぞれ必要と感じた箇所にダクトを設け、バックパックの3つのバーニアだけでドム一機分の推進力があるとのことで、ややちいさすぎたバーニアを大型のものに変更しています。
参照製作日記
「MSN-04サザビー製作日記13」
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プロペラントタンクです。
・約2倍に延長
・真鍮線を使用し、ハンガーのようなものを設置
・外装を新規作成(プラバン)
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加
・カラーはパネルラインにより<白・グレー>に色分け
■■一言コメント■■
ここはオリジナル設定で、本来短くて黒いタンクを白くて長いタンクに変更
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シールドです。
・エッジが緩い部分を鋭角に
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
・エンブレムを新規作成(プラバン)
■■一言コメント■■
基本形状はそのまま、モールドのみ追加。
=================

ビームライフルです。
・要所にパネルライン(スジボリ)、凹モールド追加、凸モールド追加
・発射口にメタルパイプ追加
・ダクト類追加
・バルブ部分をメタルシリンダーに変更
■■一言コメント■■
短かったライフルを各先端部分を延長することで短さを解消。
=================
以上が、ほぼ全ての改修箇所になります(長かった。。(^^;)
では、また次回^^
2012-06-20 15:19 |
カテゴリ:HGUC サザビー
3月19日に書いた製作記です。
ここでは、バックパックとファンネルコンテナのディテールアップについて解説しています。
===========================================
ギュネイの精神状態を危ぶむ側近の「強化しすぎではないのか?」という一言に対してシャアが一言
「若いのさ」
それだけ。。。? (>_<)
さて、製作です。
現在は、
改修が終わった部分の塗装と
いまだ手つかずのところの改修、ディテールアップ
の両方の作業を並行して行なっているところです。
改修なら改修、塗装なら塗装
なぜいっぺんにやらないのか。。。それはバランスを見るためなのです。
自分が最も大事だと思う部分の塗装をまず最初に終え、それを見てそれ以外の部分の改修、ディテールを決めていく
やはりグレーのサフ状態だとどうしてもわからない部分があるのです。

これが約ひと月ほど前の最後のサフ状態の写真です。

そして、これが一部塗装をした今の状態です。
やはりサフの時と塗装した後では、全く異なるということがわかります。
色、質感、そしてデカール。。これだけでも全くの別物にしてしまう力があるのです。
塗装なら塗装
改修なら改修
と、その工程を別々に分けたほうが時間効率もとても良いのですが、自分はとても長い模型製作ブランクがあり、
「サフ状態で塗装した時のイメージが出来る」
という感覚がとても鈍くなっているので今回だけは
バランスを見ながら部位別に作っていく
という方法を取り入れることにしました。
では、本題に入りたいと思います。
今回、胴体、肩部分を完成させ、気づいた点というのは
自分が思っていたより、丸みを帯びた形状になった
ということです。

写真の肩部分のようにノーマルではやや角張った形状が、形状を変え、それをバキュームプレスで外装を新規に作成したことにより、キレイな(自分はこういう形状が好みです)丸みを帯びた形状に変化しました。

全体を通しても柔らかいソフトな感じになっています。
ジオン特有の丸みを帯びた形状
アナベル・ガトー並みにジオンMSへの想いが強い自分としては「ジオンの精神が形になった。。」と喜ぶ反面、
ともすれば、ぬいぐるみMSにもなりかねない・・・
という危惧を持ちました。
ジオンMSのソフトな形状の特性を持ちながら、角張った部分(メカらしさ)も備えている
これがまさに理想なので、どこかにメカらしい部分を作らないといけない。
そこで、ずっと手をつけずにいたバックパックとファンネルバッグを利用することにしました。

この部分は、背中のイメージを作る最重要な部分でしたので、最後まで何も手をつけずにいた部分です。
この部分に徹底的にディテールを加えメカらしくしたい
いわゆる連邦系
にしてしまおうというわけです。

製作風景です。
プラ版、プラ棒を使用し、形状を整え、ファンネルバッグに貼り付けていきます。「凸モールド」の製作です。
そして凹モールドとして、各所にBMCタガネでスジ彫り加工。

これが完成したファンネルバッグです。わかりやすく明度をあげていますが、実際の色は「黒」です。

そしてこれがバックパックと合わせたところです。
まだバックパックのこまかなディテール追加作業が残っていますが、おおまかな形状は出来上がりました。

バックパックとファンネルバッグとの接続部分は、ノーマルキットだと「ウソっぽくて安っぽい」感じでしたので、
シリンダーを取り付け、繋ぎ部分に「ウソくささ、安っぽさ」を取り除く処置をしました。

これがノーマルとの比較
かなりメカっぽさを出して、本体部分とのコントラスト(ギャップ)を意識して調整してみました。

このように一体のMSでも、その部位によって
形状(シェイプ)を魅せる部分と
ディテール(細部)を魅せる部分
とに分けてあげる事も自分は大切だと思っています。
どこもかしこも似たようなこまかいディテールだらけ。。
だと、しつこいし、目が疲れてしまいますもんね。
ではでは、また次回です^^
ここでは、バックパックとファンネルコンテナのディテールアップについて解説しています。
===========================================
ギュネイの精神状態を危ぶむ側近の「強化しすぎではないのか?」という一言に対してシャアが一言
「若いのさ」
それだけ。。。? (>_<)
さて、製作です。
現在は、
改修が終わった部分の塗装と
いまだ手つかずのところの改修、ディテールアップ
の両方の作業を並行して行なっているところです。
改修なら改修、塗装なら塗装
なぜいっぺんにやらないのか。。。それはバランスを見るためなのです。
自分が最も大事だと思う部分の塗装をまず最初に終え、それを見てそれ以外の部分の改修、ディテールを決めていく
やはりグレーのサフ状態だとどうしてもわからない部分があるのです。

これが約ひと月ほど前の最後のサフ状態の写真です。

そして、これが一部塗装をした今の状態です。
やはりサフの時と塗装した後では、全く異なるということがわかります。
色、質感、そしてデカール。。これだけでも全くの別物にしてしまう力があるのです。
塗装なら塗装
改修なら改修
と、その工程を別々に分けたほうが時間効率もとても良いのですが、自分はとても長い模型製作ブランクがあり、
「サフ状態で塗装した時のイメージが出来る」
という感覚がとても鈍くなっているので今回だけは
バランスを見ながら部位別に作っていく
という方法を取り入れることにしました。
では、本題に入りたいと思います。
今回、胴体、肩部分を完成させ、気づいた点というのは
自分が思っていたより、丸みを帯びた形状になった
ということです。

写真の肩部分のようにノーマルではやや角張った形状が、形状を変え、それをバキュームプレスで外装を新規に作成したことにより、キレイな(自分はこういう形状が好みです)丸みを帯びた形状に変化しました。

全体を通しても柔らかいソフトな感じになっています。
ジオン特有の丸みを帯びた形状
アナベル・ガトー並みにジオンMSへの想いが強い自分としては「ジオンの精神が形になった。。」と喜ぶ反面、
ともすれば、ぬいぐるみMSにもなりかねない・・・
という危惧を持ちました。
ジオンMSのソフトな形状の特性を持ちながら、角張った部分(メカらしさ)も備えている
これがまさに理想なので、どこかにメカらしい部分を作らないといけない。
そこで、ずっと手をつけずにいたバックパックとファンネルバッグを利用することにしました。

この部分は、背中のイメージを作る最重要な部分でしたので、最後まで何も手をつけずにいた部分です。
この部分に徹底的にディテールを加えメカらしくしたい
いわゆる連邦系
にしてしまおうというわけです。

製作風景です。
プラ版、プラ棒を使用し、形状を整え、ファンネルバッグに貼り付けていきます。「凸モールド」の製作です。
そして凹モールドとして、各所にBMCタガネでスジ彫り加工。

これが完成したファンネルバッグです。わかりやすく明度をあげていますが、実際の色は「黒」です。

そしてこれがバックパックと合わせたところです。
まだバックパックのこまかなディテール追加作業が残っていますが、おおまかな形状は出来上がりました。

バックパックとファンネルバッグとの接続部分は、ノーマルキットだと「ウソっぽくて安っぽい」感じでしたので、
シリンダーを取り付け、繋ぎ部分に「ウソくささ、安っぽさ」を取り除く処置をしました。

これがノーマルとの比較
かなりメカっぽさを出して、本体部分とのコントラスト(ギャップ)を意識して調整してみました。

このように一体のMSでも、その部位によって
形状(シェイプ)を魅せる部分と
ディテール(細部)を魅せる部分
とに分けてあげる事も自分は大切だと思っています。
どこもかしこも似たようなこまかいディテールだらけ。。
だと、しつこいし、目が疲れてしまいますもんね。
ではでは、また次回です^^
2012-06-20 13:31 |
カテゴリ:HGUC サザビー
3月13日に書いた製作記です。
ここでは、メインカラーについて解説しています。
===========================================
ララァ「私は永遠にあなたたちの間に居たいの・・・」
アムロ「シャアは否定しろ!」
ララァ「彼は純粋よ・・・」
アムロ「純粋だと・・・!?」
すみません、少し日記の間隔が空いてしまいました^^;
少し仕事が忙しかったのと塗装に関して、いろいろと悩み、テストを繰り返していました^^;
デザイナーという職業柄なのか。。。自分はやはりこの「色」に関しては妥協出来ない部分があり、今回このサザビーのメインカラー「レッド」に合う塗料をしばらく探していました。
一言で「赤(レッド)」といっても本当にさまざまな色の違いがあるのです。
いわゆる日本で一般的な「金赤」と呼ばれている色は海外、外国人の中では「オレンジ」と多く表現されます。
実は自分たちが「赤」だと思っていた色は限りなくオレンジに近い色が多いのです。
例えば、車。
駐車場などに横隣で並んでいる国産車と外国車の同じ赤の塗装をされた車たちを見て、どこか外国車の赤は深みがあるな。。と感じたことはないでしようか。

そしてこのシナンジュ、これは何色に見えるでしょうか。
おそらくシナンジュ=レッドという印象があるため、ほとんどの人が「赤」と答えるかもしれません。

ですが、このシナンジュを見た後に最初のシナンジュを見たら、オレンジに見えないでしょうか。
このように、同じ「赤」でもいろんな種類があり、日常のなにげないものでも意識して見ると「これは赤?オレンジ?」と疑問に思う微妙な色が本当に多いのです。
本題に入ります。
今回のサザビー。
自分が思い描いていたカラーはまさに
シャアの最後の機体にふさわしい深紅のレッド
でした。ですが、この「深紅のレッド」をわずか0.1ミリの塗装膜の中で表現する事は非常に困難なのです。
以前製作したシナンジュのように、何度も階層を重ねていって深みを出していくやり方もあるのですが、この塗装方法の一番の問題は「厚み」なのです。
階層を重ねていくので自然と塗装の厚みが出来ます。それがエッジ部分にも影響し、丸みを帯びてしまい、面だしという部分でかなりシャープさが欠けてしまうのです。
よって、全体的に精巧さがなくなってしまい「おもちゃっぽさ」が出てしまいます。

このシナンジュに関してはコンセプトが「美」でしたので、そのデメリット部分を受け入れて塗装したのですが、今回のサザビーはコンセプトがまるで違うので、この塗装方法は必然と使えない方法として消去されました。
一度の塗布で、深みのあるレッドを出す
これが今回、一番苦労した部分です。
またレッドを塗装をされた事がある方ならわかると思いますが、このレッドは下地の色の影響をかなり受けるカラーです。
何度も塗装出来ないのであれば、影響を受ける下地の塗装をうまく組み合わせて擬似的な深みを出すしかない。
そこで下地のカラーとの組み合わせをいろいろと変えて、テストを繰り返しました。
黒の場合 白の場合、薄いグレー、濃いグレー、パール系、シルバー系
そして最終的に絞り込まれたのがこの4種類のレッドと下地の組み合わせになりました。

左から
クレオス クリアレッド(下地はシルバー)
クレオス ハーマンレッド(下地はホワイト)
ガイアカラー プレミアムレッド(下地はパールホワイト)
フィニッシャーズ ディープレッド(下地はグレー)
()内はそれぞれ、そのカラーに一番合う下地を選んであります。
どのカラーも本当に一長一短がありました。画像はないのですが、すこし比較図を書いてみました。

下地がそれぞれ違うので、違う下地を使用した場合は以上のような比較とは異なりますが、今回はこのような印象を受けました。
結果として、今回のサザビーに使用するカラーは
フィニッシャーズのディープレッド(下地はグレー)
を選択。決めてはやはり深みでした。
まさにこのカラーは薄い塗膜でありながら「深紅の赤」を表現出来る塗料で、この塗料はあの印象的な「アルファロメオ車の深紅の赤」と全く同じ色だそうです。
そして、今回はフラットな塗装(ベタ塗り)を選択していますが、塗膜を薄くし下地のグレーの影響を受けさせるようにしているため「作られたグラデーション」ではなく、光の当たり具合によって自然なグラデーションを発生させるようにしています。

これが一部塗装したサザビーの上半身です。
深みのあるレッド、そして1/144スケールとは思えないスケール感と、自然なグラデーションが発生出来ているかなと思います^^
劇中でのシャア・アズナブル最後の機体
として威厳あるサザビー。
衝撃を受けた「逆シャア」を見て以来、ずっと自分の脳内に存在していた
ハンパなくカッコいいサザビー
が徐々に形になってきた気がします^^
ではでは、また次回です^^
ここでは、メインカラーについて解説しています。
===========================================
ララァ「私は永遠にあなたたちの間に居たいの・・・」
アムロ「シャアは否定しろ!」
ララァ「彼は純粋よ・・・」
アムロ「純粋だと・・・!?」
すみません、少し日記の間隔が空いてしまいました^^;
少し仕事が忙しかったのと塗装に関して、いろいろと悩み、テストを繰り返していました^^;
デザイナーという職業柄なのか。。。自分はやはりこの「色」に関しては妥協出来ない部分があり、今回このサザビーのメインカラー「レッド」に合う塗料をしばらく探していました。
一言で「赤(レッド)」といっても本当にさまざまな色の違いがあるのです。
いわゆる日本で一般的な「金赤」と呼ばれている色は海外、外国人の中では「オレンジ」と多く表現されます。
実は自分たちが「赤」だと思っていた色は限りなくオレンジに近い色が多いのです。
例えば、車。
駐車場などに横隣で並んでいる国産車と外国車の同じ赤の塗装をされた車たちを見て、どこか外国車の赤は深みがあるな。。と感じたことはないでしようか。

そしてこのシナンジュ、これは何色に見えるでしょうか。
おそらくシナンジュ=レッドという印象があるため、ほとんどの人が「赤」と答えるかもしれません。

ですが、このシナンジュを見た後に最初のシナンジュを見たら、オレンジに見えないでしょうか。
このように、同じ「赤」でもいろんな種類があり、日常のなにげないものでも意識して見ると「これは赤?オレンジ?」と疑問に思う微妙な色が本当に多いのです。
本題に入ります。
今回のサザビー。
自分が思い描いていたカラーはまさに
シャアの最後の機体にふさわしい深紅のレッド
でした。ですが、この「深紅のレッド」をわずか0.1ミリの塗装膜の中で表現する事は非常に困難なのです。
以前製作したシナンジュのように、何度も階層を重ねていって深みを出していくやり方もあるのですが、この塗装方法の一番の問題は「厚み」なのです。
階層を重ねていくので自然と塗装の厚みが出来ます。それがエッジ部分にも影響し、丸みを帯びてしまい、面だしという部分でかなりシャープさが欠けてしまうのです。
よって、全体的に精巧さがなくなってしまい「おもちゃっぽさ」が出てしまいます。

このシナンジュに関してはコンセプトが「美」でしたので、そのデメリット部分を受け入れて塗装したのですが、今回のサザビーはコンセプトがまるで違うので、この塗装方法は必然と使えない方法として消去されました。
一度の塗布で、深みのあるレッドを出す
これが今回、一番苦労した部分です。
またレッドを塗装をされた事がある方ならわかると思いますが、このレッドは下地の色の影響をかなり受けるカラーです。
何度も塗装出来ないのであれば、影響を受ける下地の塗装をうまく組み合わせて擬似的な深みを出すしかない。
そこで下地のカラーとの組み合わせをいろいろと変えて、テストを繰り返しました。
黒の場合 白の場合、薄いグレー、濃いグレー、パール系、シルバー系
そして最終的に絞り込まれたのがこの4種類のレッドと下地の組み合わせになりました。

左から
クレオス クリアレッド(下地はシルバー)
クレオス ハーマンレッド(下地はホワイト)
ガイアカラー プレミアムレッド(下地はパールホワイト)
フィニッシャーズ ディープレッド(下地はグレー)
()内はそれぞれ、そのカラーに一番合う下地を選んであります。
どのカラーも本当に一長一短がありました。画像はないのですが、すこし比較図を書いてみました。

下地がそれぞれ違うので、違う下地を使用した場合は以上のような比較とは異なりますが、今回はこのような印象を受けました。
結果として、今回のサザビーに使用するカラーは
フィニッシャーズのディープレッド(下地はグレー)
を選択。決めてはやはり深みでした。
まさにこのカラーは薄い塗膜でありながら「深紅の赤」を表現出来る塗料で、この塗料はあの印象的な「アルファロメオ車の深紅の赤」と全く同じ色だそうです。
そして、今回はフラットな塗装(ベタ塗り)を選択していますが、塗膜を薄くし下地のグレーの影響を受けさせるようにしているため「作られたグラデーション」ではなく、光の当たり具合によって自然なグラデーションを発生させるようにしています。

これが一部塗装したサザビーの上半身です。
深みのあるレッド、そして1/144スケールとは思えないスケール感と、自然なグラデーションが発生出来ているかなと思います^^
劇中でのシャア・アズナブル最後の機体
として威厳あるサザビー。
衝撃を受けた「逆シャア」を見て以来、ずっと自分の脳内に存在していた
ハンパなくカッコいいサザビー
が徐々に形になってきた気がします^^
ではでは、また次回です^^
2012-06-20 13:14 |
カテゴリ:HGUC サザビー
2月9日に書いた製作記です。
ここでは、新しく作成した新規外装の解説をしています。
===========================================
「フハハハハ! 私の勝ちだな!今計算してみたがアクシズの後部は地球の引力に引かれて落ちる!貴様らの頑張り過ぎだ!」
さて、製作です。
前回の日記からずいぶん間隔があいてしまいました。。
製作はしているんですが、とにかくスジ彫りやら、穴あけ、削りとこまかい作業が多くて。。
しかも時間をかけたわりには、見た目の変化が少なく、日記にするほどでもないことばかりでしたのでついつい更新が遅くなってしまいました。。(^^;

携帯の荒い画像ですが、今はこんな感じです。
でも徐々にですが仕上がってきたので、近日中には改修部分の詳しい解説と、全体像がアップ出来ると思います。
下記はバキュームを使用し、新規で外装を作った部分の画像です。




これ以外にも、ヒザの部分やスネ装甲なども、外装を新規に作り、二重構造にしています。
また、のちの日記で詳しく説明します。
ではでは。
ここでは、新しく作成した新規外装の解説をしています。
===========================================
「フハハハハ! 私の勝ちだな!今計算してみたがアクシズの後部は地球の引力に引かれて落ちる!貴様らの頑張り過ぎだ!」
さて、製作です。
前回の日記からずいぶん間隔があいてしまいました。。
製作はしているんですが、とにかくスジ彫りやら、穴あけ、削りとこまかい作業が多くて。。
しかも時間をかけたわりには、見た目の変化が少なく、日記にするほどでもないことばかりでしたのでついつい更新が遅くなってしまいました。。(^^;

携帯の荒い画像ですが、今はこんな感じです。
でも徐々にですが仕上がってきたので、近日中には改修部分の詳しい解説と、全体像がアップ出来ると思います。
下記はバキュームを使用し、新規で外装を作った部分の画像です。




これ以外にも、ヒザの部分やスネ装甲なども、外装を新規に作り、二重構造にしています。
また、のちの日記で詳しく説明します。
ではでは。
2012-06-19 16:49 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月30日に書いた製作記です。
ここでは、ショルダーアーマーの製作の続きと、自分が愛用している便利なものを紹介しています。
===========================================
「アクシズ、いけッ! 忌わしい記憶とともに!」
さて、製作です。
現在のサザビーです。





A.肩の形状を変更、バキュームにて外部装甲を新規作成、分割ラインを曖昧化、今までの外装を内部フレームとし、内部、外部ともにモールド(スジ彫り等)を加える
B.肩前部のスラスターにメタルパーツ追加
C.肩横にスラスター追加(外装が赤のため、スラスターは青色に変更)
D.シリンダー追加
ざっとですが、以上です。
はぁ。。。時間かかるなぁ。。
ですが、だんだん良くなってきてると信じて、根気よく製作を続けていきたいと思います。
今回はもう一つ、
使ってみて便利だと思った『便利グッズ』
を紹介したいと思います。
今回はスジ彫りに使うスジ彫り用ツールです。

スジボリ堂 - BMCタガネ
会社の名前(スジボリ堂)で、すでにスジ彫りに対するプライドが感じられます(笑)
一言でスジ彫りといってもいろんな方法があります。
道具でいうと。。
目立てヤスリ
棒ヤスリ
Pカッター
彫刻刀
ケガキ針
エッチングノコギリ
カッターやデザインナイフ
ざっと挙げてみましたが、これだけでもさまざまな道具があり、
そして、それぞれ長所、短所があります。
自分も今までいろんな道具や方法を試してみましたが、
この「BMCタガネ」を使用して以来ずっと使い続けています。
このBMCは他とどこが違うのか・・・
その一番の違いは
硬さと形状
です。

簡単に先端部分をアップにした時のイラストを描いてみましたが、一般的なケガキ針と比べてBMCは以上のような形をしています。
このような形をしているため、引いたラインも以下のようになるのです。

ケガキ針は削れば削るほど、そのラインの太さが変わってくるのに対し、BMCのほうはずっと変わらないままです。
そして、形状が安定した形のため、圧倒的に削りミスが少ないです(あくまで自分がやってみての感想です)
ですが、このような形は先端部分にかなりの負荷がかかり、
先端がすぐに欠けてしまう
という問題がありました。BMCはこの負荷がかかる先端部分に
「この世で一番硬い金属と言われているタングステン」
を使用していることで尖らせても折れにくくなっているようです(自分は折れたことはありませんが、無理にねじったりすると折れるらしいです)、
削りもストレスなくサクサクと削れます。
削った部分が全て均一の太さになるのも自分はすごく助かってます。
それぞれサイズが違うものがあるので、太さによって用途の使い分けができます。
自分は、
0.075mm
0.125mm
0.2mm
0.4mm
を持っており、以下の画像のように、場所によってそれぞれ使い分けています。

タングステンを使用しているため、少し値段は張りますが、
自分はこれでスジ彫りに対する苦手意識やストレスは激減しました。
ですが、0.075mmは本当に細いので、
初めての方は0.15もしくは0.2mmくらいから始めることをおすすめします。
それでも十分細いラインが描けますので。
個人的に非常におすすめできるスジ彫り用ツールです。
ではでは、また次回^^
ここでは、ショルダーアーマーの製作の続きと、自分が愛用している便利なものを紹介しています。
===========================================
「アクシズ、いけッ! 忌わしい記憶とともに!」
さて、製作です。
現在のサザビーです。





A.肩の形状を変更、バキュームにて外部装甲を新規作成、分割ラインを曖昧化、今までの外装を内部フレームとし、内部、外部ともにモールド(スジ彫り等)を加える
B.肩前部のスラスターにメタルパーツ追加
C.肩横にスラスター追加(外装が赤のため、スラスターは青色に変更)
D.シリンダー追加
ざっとですが、以上です。
はぁ。。。時間かかるなぁ。。
ですが、だんだん良くなってきてると信じて、根気よく製作を続けていきたいと思います。
今回はもう一つ、
使ってみて便利だと思った『便利グッズ』
を紹介したいと思います。
今回はスジ彫りに使うスジ彫り用ツールです。

スジボリ堂 - BMCタガネ
会社の名前(スジボリ堂)で、すでにスジ彫りに対するプライドが感じられます(笑)
一言でスジ彫りといってもいろんな方法があります。
道具でいうと。。
目立てヤスリ
棒ヤスリ
Pカッター
彫刻刀
ケガキ針
エッチングノコギリ
カッターやデザインナイフ
ざっと挙げてみましたが、これだけでもさまざまな道具があり、
そして、それぞれ長所、短所があります。
自分も今までいろんな道具や方法を試してみましたが、
この「BMCタガネ」を使用して以来ずっと使い続けています。
このBMCは他とどこが違うのか・・・
その一番の違いは
硬さと形状
です。

簡単に先端部分をアップにした時のイラストを描いてみましたが、一般的なケガキ針と比べてBMCは以上のような形をしています。
このような形をしているため、引いたラインも以下のようになるのです。

ケガキ針は削れば削るほど、そのラインの太さが変わってくるのに対し、BMCのほうはずっと変わらないままです。
そして、形状が安定した形のため、圧倒的に削りミスが少ないです(あくまで自分がやってみての感想です)
ですが、このような形は先端部分にかなりの負荷がかかり、
先端がすぐに欠けてしまう
という問題がありました。BMCはこの負荷がかかる先端部分に
「この世で一番硬い金属と言われているタングステン」
を使用していることで尖らせても折れにくくなっているようです(自分は折れたことはありませんが、無理にねじったりすると折れるらしいです)、
削りもストレスなくサクサクと削れます。
削った部分が全て均一の太さになるのも自分はすごく助かってます。
それぞれサイズが違うものがあるので、太さによって用途の使い分けができます。
自分は、
0.075mm
0.125mm
0.2mm
0.4mm
を持っており、以下の画像のように、場所によってそれぞれ使い分けています。

タングステンを使用しているため、少し値段は張りますが、
自分はこれでスジ彫りに対する苦手意識やストレスは激減しました。
ですが、0.075mmは本当に細いので、
初めての方は0.15もしくは0.2mmくらいから始めることをおすすめします。
それでも十分細いラインが描けますので。
個人的に非常におすすめできるスジ彫り用ツールです。
ではでは、また次回^^
2012-06-19 16:44 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月27日に書いた製作記です。
ここでは、ショルダーアーマーの製作について書いています。
===========================================
「地球が持たん時が来ているのだ!」
さて、製作です^^
今回はこのサザビーの一番のポイントとなってくるショルダーアーマー(肩)の部分です。

この肩については非常に悩みました。
自分のサザビーのイメージとして、このプラモデル版サザビーの肩は
・長すぎる
・形状がアニメ版と違う
・のっぺり感
という問題点がありました。そこで今回は形状の変形と
アウトライン強調でのメリハリ効果アップ
をしてみようと思います。まずはこの女性。

メイク前とメイク後の写真です。
この女性が変わった一番の違いは「目」です。
目にアウトライン(アイラインやマスカラ、アイシャドー)を入れることで、よりその部分を強調させ、目立つようにする。メリハリをつけることで同じものでも劇的な変化をもたらすことが出来るのです。
そしてアニメでも同様のことがいえます。
アニメにはしっかりとしたアウトライン(黒い枠)が描かれているため、分割がはっきりとされているのです。
では、プラモデルはどうでしょうか。

このように同じような形でも、アウトラインがひかれているアニメと、それがないプラモデルでは
のっぺり感
で格段の差がでてしまいます。
そこで、プラモデル版にも『アウトラインをしっかりとひく』という必要性が発生してきます。
まず、その一つとして有効なのが
あらかじめ設定されているモールドなどにスミ入れをする

これをするしないではメリハリという部分で大きな違いが現れます。
写真左がスミ入れをしたガンダム、右がしていないガンダムです。
これだけでもかなりの効果があります。
このスミ入れ効果を応用し、それを『分割ラインにも活用』してみるのです。

これはサザビーの肩を正面から見たイラストです。
これを以下のように改修してみようと思います。

一つ前の日記で書いた「バキュームフォーム」を再び使用し、現在のフレームを内部フレーム化し、外部装甲を新規に作成、その分割ラインを曖昧にして、隙間を作る。
という方法です。
どうでしょうか、分割ラインを作ったほうがメリハリがでてくると思います。

この分割ラインの曖昧化は圧倒的な精密度を誇る「FORMANIA サザビー」でも、多く使用されています。
そして、肩アーマーの大きく開いた中身も、スラスターの設置、及びスラスターを守る装甲を設置することにします。
早速、製作の開始です^^

まずは長すぎた肩アーマーを大胆にカットします。 パテにてやや丸みを帯びた形状に変えたのち、

バキュームでプシューと圧縮、型を取ります。

そして現在の途中経過画像です。

わかりやすいように内部フレームになる部分を黒くしてみました。
ショルダー内のスラスターの装甲も作り、今のところイメージどおりになっています。
今後、イラストと実物のバランスを見て、イラストから若干の変更はあるかもしれませんが、このまま肩の製作を続けていきたいと思います。
ではでは、また次回^^
※どうでもいい話ですが、ガンプラを作ってる時は自分はいつもスコッチかバーボンを飲みます。
集中してる時は知らず知らずのうちに量が増えてしまいます。。(^^;

これがここ3ヶ月くらいで飲んだ量。。(これ以外にも5〜6本。。)
うーん。。すこし減らさないと。。(^^;
ここでは、ショルダーアーマーの製作について書いています。
===========================================
「地球が持たん時が来ているのだ!」
さて、製作です^^
今回はこのサザビーの一番のポイントとなってくるショルダーアーマー(肩)の部分です。

この肩については非常に悩みました。
自分のサザビーのイメージとして、このプラモデル版サザビーの肩は
・長すぎる
・形状がアニメ版と違う
・のっぺり感
という問題点がありました。そこで今回は形状の変形と
アウトライン強調でのメリハリ効果アップ
をしてみようと思います。まずはこの女性。

メイク前とメイク後の写真です。
この女性が変わった一番の違いは「目」です。
目にアウトライン(アイラインやマスカラ、アイシャドー)を入れることで、よりその部分を強調させ、目立つようにする。メリハリをつけることで同じものでも劇的な変化をもたらすことが出来るのです。
そしてアニメでも同様のことがいえます。
アニメにはしっかりとしたアウトライン(黒い枠)が描かれているため、分割がはっきりとされているのです。
では、プラモデルはどうでしょうか。

このように同じような形でも、アウトラインがひかれているアニメと、それがないプラモデルでは
のっぺり感
で格段の差がでてしまいます。
そこで、プラモデル版にも『アウトラインをしっかりとひく』という必要性が発生してきます。
まず、その一つとして有効なのが
あらかじめ設定されているモールドなどにスミ入れをする

これをするしないではメリハリという部分で大きな違いが現れます。
写真左がスミ入れをしたガンダム、右がしていないガンダムです。
これだけでもかなりの効果があります。
このスミ入れ効果を応用し、それを『分割ラインにも活用』してみるのです。

これはサザビーの肩を正面から見たイラストです。
これを以下のように改修してみようと思います。

一つ前の日記で書いた「バキュームフォーム」を再び使用し、現在のフレームを内部フレーム化し、外部装甲を新規に作成、その分割ラインを曖昧にして、隙間を作る。
という方法です。
どうでしょうか、分割ラインを作ったほうがメリハリがでてくると思います。

この分割ラインの曖昧化は圧倒的な精密度を誇る「FORMANIA サザビー」でも、多く使用されています。
そして、肩アーマーの大きく開いた中身も、スラスターの設置、及びスラスターを守る装甲を設置することにします。
早速、製作の開始です^^

まずは長すぎた肩アーマーを大胆にカットします。 パテにてやや丸みを帯びた形状に変えたのち、

バキュームでプシューと圧縮、型を取ります。

そして現在の途中経過画像です。

わかりやすいように内部フレームになる部分を黒くしてみました。
ショルダー内のスラスターの装甲も作り、今のところイメージどおりになっています。
今後、イラストと実物のバランスを見て、イラストから若干の変更はあるかもしれませんが、このまま肩の製作を続けていきたいと思います。
ではでは、また次回^^
※どうでもいい話ですが、ガンプラを作ってる時は自分はいつもスコッチかバーボンを飲みます。
集中してる時は知らず知らずのうちに量が増えてしまいます。。(^^;

これがここ3ヶ月くらいで飲んだ量。。(これ以外にも5〜6本。。)
うーん。。すこし減らさないと。。(^^;
2012-06-19 15:43 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月25日に書いた製作記です。
ここでは、バキュームフォームによる外部装甲の作成を書いています。
===========================================
シャア「フン!そういう男にしては、クェスに冷たかったなっ」
アムロ「オレはマシンじゃないっ クェスの父親代わりなど出来ないっ」
この2人の会話は本当にかみ合いませんね。。
さて、製作です^^
今回はリアアーマーの部分をすこしいじろうと思います。

今までノータッチだったリアアーマー。
このサザビーのは大型で、しかもここもまた「のっぺりとした面」が多く存在しています。
こういった平べったい面が多いキットの場合、たとえばMGシリーズなどは、
分割して内部のフレームをチラ見せする
などの処置をしてあげると、キリっと締まってくるものです。
自分もMGシリーズを作っていた頃はよくやっていた手法ですが、
代表的なのでストライクフリーダムの「金フレームチラ見せ」などがありますね^^

ですが、このサザビーはHGシリーズということで、ほとんどは外装のみで内部フレームは見える部分のみの再現となっています。
もちろんこのサザビーもこの外装の下は何もありません。
では、内部フレームを作ってしまおう
ということで、この外装の上にもう一つの装甲板(プラバン)を貼り、今の外装を内部フレームにしようと思います。

しかし、ここで問題が起こります。
プラバンは単純な直線の成形には向いていますが、
サザビーのリアアーマーのような曲線を含んだ複雑な形をしている形状を作る事は非常に難しいです。
そこで今回、本当にひさしぶりに
バキュームフォーム
という手法を用いました。
これは
圧力(プレス)をかけてプラバンをのばして成形してしまおう
というものです。
といっても専用のプレス機などは必要なく、家にあるものでプレス機を作ってしまいます。
やり方はごくごく簡単です。
用意するもの
・掃除機
・トースター(または卓上の電気コンロ)
以上です。
そしてプレスする台を自作します。

作りました。使用したものは
・タッパー
・焼き魚をする時に使う網
・掃除機の先端ノズル
自分は以上のものを全部100円均一で揃えました。
空気がもれないようにノズルの部分や網とタッパーの間を布テープでしっかりと塞ぎます。
そして型を取りたいものをその網の上に置きます。

そして、板2枚を使ってプラバンをはさみます(これも100均の木製フォトフレームから、ごめんなさい、、写真がぼけてます。。)

このプラバンをトースターの中にいれます。
1分ほどで、固かったプラバンがおもちのようなもちもちした感触になります(指で軽く押してみる)。
そこで、先程のタッパーに挿してある掃除機のスイッチを入れ、素早くトースターから出したプラバンを網の部分にプレス。

そうすると掃除機の吸い取る力で、プラバンが伸びて形が形成されます。

こんな感じです(熱くなるので軍手や手袋をしたほうがよいです)。

まわりの木を取ったところです(まだこの時点で原型はプラバンにはさまったままです)

余分なところをカットして。。

中の原型を取り出し、比べてみたところです。
キレイな型が出来上がっているのがわかります。

大まかにですが、形を成形してみました。
あっという間に外装フレームの出来上がりです^^
このバキュームフォームの利点としては
複雑な形状のものも簡単に外装が作れる
というものです。
逆にデメリットとしては
形状をかぶせる形なので、やや大型化する
という部分です。
ですが、プラバンの厚み(今回は1mm厚を使用)を薄くすることで、より細かい形状も作る事が可能です。
今回のサザビーのリアアーマーはすこし大きくしたいと思っていたのでこの手法はぴったりでした。
・・・とえらそうに書いてますが、実はこの手法を用いたのは自分は小学生以来です。。(^^;
昔は「バキュームフォーム」なんていう名前はなく、ただの「型抜き」と呼んでました。
忘れていないもので、やっていると当時をすこし思い出してしまいました。
今はたくさんの
便利な道具
があります。ですが自分の小学生当時はまだいろんなものが存在しておらず不足していました。
その中で、さまざまな知恵を絞りながら、今では『旧キット』と呼ばれる不格好なガンプラたちをがんばって改造して作っていたものです。
今のガンプラは信じられないほどの
キレイに色分けされているパーツ
抜群のプロポーション
驚異的な可動域
を誇っていますが、それを作る側はどうなんでしょうか。。
提供する側の技術があがればあがるほど、一方の作る側の腕は落ちてしまう。
そんな気持ちをやや抱いてしまうのです。
ガンプラ
が
ガンプ楽
になってきてるような気がします。
技術が進歩するのは良い事なんですけどね。。(^^;
ではでは、また次回です^^
ここでは、バキュームフォームによる外部装甲の作成を書いています。
===========================================
シャア「フン!そういう男にしては、クェスに冷たかったなっ」
アムロ「オレはマシンじゃないっ クェスの父親代わりなど出来ないっ」
この2人の会話は本当にかみ合いませんね。。
さて、製作です^^
今回はリアアーマーの部分をすこしいじろうと思います。

今までノータッチだったリアアーマー。
このサザビーのは大型で、しかもここもまた「のっぺりとした面」が多く存在しています。
こういった平べったい面が多いキットの場合、たとえばMGシリーズなどは、
分割して内部のフレームをチラ見せする
などの処置をしてあげると、キリっと締まってくるものです。
自分もMGシリーズを作っていた頃はよくやっていた手法ですが、
代表的なのでストライクフリーダムの「金フレームチラ見せ」などがありますね^^

ですが、このサザビーはHGシリーズということで、ほとんどは外装のみで内部フレームは見える部分のみの再現となっています。
もちろんこのサザビーもこの外装の下は何もありません。
では、内部フレームを作ってしまおう
ということで、この外装の上にもう一つの装甲板(プラバン)を貼り、今の外装を内部フレームにしようと思います。

しかし、ここで問題が起こります。
プラバンは単純な直線の成形には向いていますが、
サザビーのリアアーマーのような曲線を含んだ複雑な形をしている形状を作る事は非常に難しいです。
そこで今回、本当にひさしぶりに
バキュームフォーム
という手法を用いました。
これは
圧力(プレス)をかけてプラバンをのばして成形してしまおう
というものです。
といっても専用のプレス機などは必要なく、家にあるものでプレス機を作ってしまいます。
やり方はごくごく簡単です。
用意するもの
・掃除機
・トースター(または卓上の電気コンロ)
以上です。
そしてプレスする台を自作します。

作りました。使用したものは
・タッパー
・焼き魚をする時に使う網
・掃除機の先端ノズル
自分は以上のものを全部100円均一で揃えました。
空気がもれないようにノズルの部分や網とタッパーの間を布テープでしっかりと塞ぎます。
そして型を取りたいものをその網の上に置きます。

そして、板2枚を使ってプラバンをはさみます(これも100均の木製フォトフレームから、ごめんなさい、、写真がぼけてます。。)

このプラバンをトースターの中にいれます。
1分ほどで、固かったプラバンがおもちのようなもちもちした感触になります(指で軽く押してみる)。
そこで、先程のタッパーに挿してある掃除機のスイッチを入れ、素早くトースターから出したプラバンを網の部分にプレス。

そうすると掃除機の吸い取る力で、プラバンが伸びて形が形成されます。

こんな感じです(熱くなるので軍手や手袋をしたほうがよいです)。

まわりの木を取ったところです(まだこの時点で原型はプラバンにはさまったままです)

余分なところをカットして。。

中の原型を取り出し、比べてみたところです。
キレイな型が出来上がっているのがわかります。

大まかにですが、形を成形してみました。
あっという間に外装フレームの出来上がりです^^
このバキュームフォームの利点としては
複雑な形状のものも簡単に外装が作れる
というものです。
逆にデメリットとしては
形状をかぶせる形なので、やや大型化する
という部分です。
ですが、プラバンの厚み(今回は1mm厚を使用)を薄くすることで、より細かい形状も作る事が可能です。
今回のサザビーのリアアーマーはすこし大きくしたいと思っていたのでこの手法はぴったりでした。
・・・とえらそうに書いてますが、実はこの手法を用いたのは自分は小学生以来です。。(^^;
昔は「バキュームフォーム」なんていう名前はなく、ただの「型抜き」と呼んでました。
忘れていないもので、やっていると当時をすこし思い出してしまいました。
今はたくさんの
便利な道具
があります。ですが自分の小学生当時はまだいろんなものが存在しておらず不足していました。
その中で、さまざまな知恵を絞りながら、今では『旧キット』と呼ばれる不格好なガンプラたちをがんばって改造して作っていたものです。
今のガンプラは信じられないほどの
キレイに色分けされているパーツ
抜群のプロポーション
驚異的な可動域
を誇っていますが、それを作る側はどうなんでしょうか。。
提供する側の技術があがればあがるほど、一方の作る側の腕は落ちてしまう。
そんな気持ちをやや抱いてしまうのです。
ガンプラ
が
ガンプ楽
になってきてるような気がします。
技術が進歩するのは良い事なんですけどね。。(^^;
ではでは、また次回です^^
2012-06-19 15:14 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月23日に書いた製作記です。
ここでは、各改修のまとめやディテールアップについて書いています。
===========================================
「生命が惜しかったら、貴様にサイコフレームの情報など与えるものか
情けないモビルスーツと戦って勝つ意味があるのか?」
さて、製作の続きです(^^

現在のサザビーです。
先週の終わりにモールド(スジ彫り)の追加作業に入ったのですが、どうしても
モールドでも補えないのっぺりとした面
がいくつかあったので、再びパテとプラバンで成形しました。

大きく変わったのはこのサイドアーマーです。

これはノーマルのですが、どうみても、
半分に切ったメガホン
に見えてしまうのです。。(^^;
これはいくらモールドを追加しても形そのものを変えないといけないと思い、

・パテを盛り、サイド部分を大きく延長、その上からプラバンをかぶせ二重構造に
トップの部分には熱排気口(下の部分にバーニアがつく予定なので、その放熱のため)を設置。

やっとメガホンに見えなくなりました(^^;
以下、先週の最後の日記から改修した部分、及びディテール追加部分をまとめてみました。

・胸の突き出し部分
ここも、プラパンを貼り二重構造に。モールド追加。

・膝の部分
ここのトップもやや『眠い』印象を与えていたのでパテを使い成形。
延長、鋭角化。

・頭部のアンテナ部分。
アンテナ延長。アンテナ背後の「〜」部分、直線でなく、うねりのある形が好みなのでうねりを大きく成形

・上腕のスラスター突き出し部分
スラスターを設置、スラスターをつける部分の形状もシンプルすぎたので、形状複雑化。

・肩の内部フレーム形状変更
厚みがありすぎた肩の装甲。内側の部分を削り、内部形状を複雑化。


・胴体部分、首まわりの動力パイプ変更

・ファンネル部分のディテールアップ
ざっとですが以上です。
ところどころあいてる穴は後でメタルパーツなどを埋め込んでいくためです。

ノーマルキットとの比較です。こうやって、あらためて見比べてみると、だいぶ変わってきたな〜という感じがします(^^

特に顔まわりはどうしても直したかった部分なので。。
サザビーらしい、男前な顔になりました^^
ではでは、また次回^^
ここでは、各改修のまとめやディテールアップについて書いています。
===========================================
「生命が惜しかったら、貴様にサイコフレームの情報など与えるものか
情けないモビルスーツと戦って勝つ意味があるのか?」
さて、製作の続きです(^^

現在のサザビーです。
先週の終わりにモールド(スジ彫り)の追加作業に入ったのですが、どうしても
モールドでも補えないのっぺりとした面
がいくつかあったので、再びパテとプラバンで成形しました。

大きく変わったのはこのサイドアーマーです。

これはノーマルのですが、どうみても、
半分に切ったメガホン
に見えてしまうのです。。(^^;
これはいくらモールドを追加しても形そのものを変えないといけないと思い、

・パテを盛り、サイド部分を大きく延長、その上からプラバンをかぶせ二重構造に
トップの部分には熱排気口(下の部分にバーニアがつく予定なので、その放熱のため)を設置。

やっとメガホンに見えなくなりました(^^;
以下、先週の最後の日記から改修した部分、及びディテール追加部分をまとめてみました。

・胸の突き出し部分
ここも、プラパンを貼り二重構造に。モールド追加。

・膝の部分
ここのトップもやや『眠い』印象を与えていたのでパテを使い成形。
延長、鋭角化。

・頭部のアンテナ部分。
アンテナ延長。アンテナ背後の「〜」部分、直線でなく、うねりのある形が好みなのでうねりを大きく成形

・上腕のスラスター突き出し部分
スラスターを設置、スラスターをつける部分の形状もシンプルすぎたので、形状複雑化。

・肩の内部フレーム形状変更
厚みがありすぎた肩の装甲。内側の部分を削り、内部形状を複雑化。


・胴体部分、首まわりの動力パイプ変更

・ファンネル部分のディテールアップ
ざっとですが以上です。
ところどころあいてる穴は後でメタルパーツなどを埋め込んでいくためです。

ノーマルキットとの比較です。こうやって、あらためて見比べてみると、だいぶ変わってきたな〜という感じがします(^^

特に顔まわりはどうしても直したかった部分なので。。
サザビーらしい、男前な顔になりました^^
ではでは、また次回^^
2012-06-19 12:44 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月20日に書いた製作記です。
ここでは、現在と過去のガンプラのモールドの事と、
サザビーのモールド追加(スジボリ)に関して書いています。
===========================================
「私はネオジオン再建と打倒アムロ以外興味がない。」
シャアの本音は「打倒アムロ」のみです(^^;
さて、製作です^^
今回はスジ彫り(モールド追加)の事をすこし書こうと思います。
実は自分はスジ彫りが苦手です。
作業が苦手というわけではなく(作業自体はむしろ好きなほうです)、
はたしてモールドを入れる必要があるのかという疑問があるからです。
ちょっと絵を書いてみました。

人間の子どもの顔を書いたつもりです(^^;
これに2つの細い線を加えます。

どうでしょうか。2つの線を口の端に加えただけで、この人間が
人形もしくはロボット
に見えると思います。
このように、スジ彫りというのは
擬似的な『ツギハギ』を作って、より精密なメカに見せる
という作業です。
男子はこういうの大好きな方が多いのではないでしょうか。
カクカクとして、角が多い連邦系MSには非常に有効な手段だと思います。
ですが、曲線の多いジオン系MSにはたして有効かどうかは意見のわかれるところだと思います。
せっかくの美しい曲線に『ツギハギ』を入れる
この行為がはたして改善なのか改悪なのか・・・。
この部分はガンプラを制作しているバ○ダイさんも試行錯誤を繰り返しているようで。。

これは1995年に発売されたザク(MG)です。
このザクには多くのモールドが描かれているのがわかります。頭部も分割され上の部分が開口して内部メカまで見れるようになってました。
自分もこの当時「画期的なザクが発売された」と驚いたのを記憶しています。

一方こちらは2007年に発売されたザク ver.2.0(MG)です。
こちらはどうでしょうか。以前のザクよりモールドの数が減っています。
必要最小限の分割ラインで、後はちいさいな穴がちらほらと開いているだけです。
この時はアニメ版ザクに近い形を・・・というコンセプトだったのではないかと思います。

そして、最近の一番新しいザク(RGシリーズ2011年発売)です。
これはすごいです。モールドだらけ。しかも、以前のよりはるかに
モールドの形状が複雑化
されています。
デカールも数多く追加され、まさに
新時代の新しい解釈によって作られたザク
という感じがします。
バ○ダイさんもこの「モールド」に関しては、ガンプラに新たなシリーズ<RG(リアルグレード)>を市場に投入することで、その試作段階に入っていると思われます。
このツギハギだらけのキットがはたして売れるのか
消費者は今、どういう形のものを求めているのか
このRGの売れ行きいかんで今後のガンプラの形はずいぶん変わってくるかもしれません。
話がすこしすれましたが。。
今回のサザビーに関しても非常に悩みましたが、結論として「入れよう」と思いました。
ただし、最初のMGザクような<ただの単調な分割ライン>ではなく、<RGのような、複雑で分割ライン自体がデザインされているセンスの感じられるモールド>を入れることにします。
いわば<RG版サザビー>を作ってしまおうという感じです(^^;
モールド追加して悪くなったらすぐに消せばいいのです。
このサザビーは約20年前にデザインされたMSということで多くの
のっぺりとした面
が存在します。

こういう部分や

こういう部分など、このままではあまりに殺風景になってしまいます。
こういった部分に対し、モールドを追加していきます。

まずは腰の部分の装甲から


上部のまったりとした棒みたいなモールドはオミット、そして全体の角の部分も丸み帯びていたので、C面をはっきりと見せる。

モールドを追加したところです。単調な直線の分割ラインではなく、モールド自体も複雑なラインにし、ところどころ太さの異なるラインを作りモールドにメリハリをつけ、ポイントとなるところにはメタルパイプやリベットを埋め込んでいきます。

何もしていないもの(写真 左側)との比較です。
さみしい印象だった腰下前部の装甲が、これですこし解消されたような気がします。
あとは塗装後にデカールを追加していきます。
精密なモールドが各所に施されていた<お台場ガンダム>の登場、大人気により、MSのデザインもしばらくは、あのようなデザインが主流となっていく感じがします。
曲線の多いジオン系MSでも、RGザクのようなモールドであれば、さほど曲線美を崩さずにいけるということもわかりましたので、モールド追加は少し時間のかかる作業ですが、根気よくサザビーを仕上げていきたいと思います。
では、また次回^^
ここでは、現在と過去のガンプラのモールドの事と、
サザビーのモールド追加(スジボリ)に関して書いています。
===========================================
「私はネオジオン再建と打倒アムロ以外興味がない。」
シャアの本音は「打倒アムロ」のみです(^^;
さて、製作です^^
今回はスジ彫り(モールド追加)の事をすこし書こうと思います。
実は自分はスジ彫りが苦手です。
作業が苦手というわけではなく(作業自体はむしろ好きなほうです)、
はたしてモールドを入れる必要があるのかという疑問があるからです。
ちょっと絵を書いてみました。

人間の子どもの顔を書いたつもりです(^^;
これに2つの細い線を加えます。

どうでしょうか。2つの線を口の端に加えただけで、この人間が
人形もしくはロボット
に見えると思います。
このように、スジ彫りというのは
擬似的な『ツギハギ』を作って、より精密なメカに見せる
という作業です。
男子はこういうの大好きな方が多いのではないでしょうか。
カクカクとして、角が多い連邦系MSには非常に有効な手段だと思います。
ですが、曲線の多いジオン系MSにはたして有効かどうかは意見のわかれるところだと思います。
せっかくの美しい曲線に『ツギハギ』を入れる
この行為がはたして改善なのか改悪なのか・・・。
この部分はガンプラを制作しているバ○ダイさんも試行錯誤を繰り返しているようで。。

これは1995年に発売されたザク(MG)です。
このザクには多くのモールドが描かれているのがわかります。頭部も分割され上の部分が開口して内部メカまで見れるようになってました。
自分もこの当時「画期的なザクが発売された」と驚いたのを記憶しています。

一方こちらは2007年に発売されたザク ver.2.0(MG)です。
こちらはどうでしょうか。以前のザクよりモールドの数が減っています。
必要最小限の分割ラインで、後はちいさいな穴がちらほらと開いているだけです。
この時はアニメ版ザクに近い形を・・・というコンセプトだったのではないかと思います。

そして、最近の一番新しいザク(RGシリーズ2011年発売)です。
これはすごいです。モールドだらけ。しかも、以前のよりはるかに
モールドの形状が複雑化
されています。
デカールも数多く追加され、まさに
新時代の新しい解釈によって作られたザク
という感じがします。
バ○ダイさんもこの「モールド」に関しては、ガンプラに新たなシリーズ<RG(リアルグレード)>を市場に投入することで、その試作段階に入っていると思われます。
このツギハギだらけのキットがはたして売れるのか
消費者は今、どういう形のものを求めているのか
このRGの売れ行きいかんで今後のガンプラの形はずいぶん変わってくるかもしれません。
話がすこしすれましたが。。
今回のサザビーに関しても非常に悩みましたが、結論として「入れよう」と思いました。
ただし、最初のMGザクような<ただの単調な分割ライン>ではなく、<RGのような、複雑で分割ライン自体がデザインされているセンスの感じられるモールド>を入れることにします。
いわば<RG版サザビー>を作ってしまおうという感じです(^^;
モールド追加して悪くなったらすぐに消せばいいのです。
このサザビーは約20年前にデザインされたMSということで多くの
のっぺりとした面
が存在します。

こういう部分や

こういう部分など、このままではあまりに殺風景になってしまいます。
こういった部分に対し、モールドを追加していきます。

まずは腰の部分の装甲から


上部のまったりとした棒みたいなモールドはオミット、そして全体の角の部分も丸み帯びていたので、C面をはっきりと見せる。

モールドを追加したところです。単調な直線の分割ラインではなく、モールド自体も複雑なラインにし、ところどころ太さの異なるラインを作りモールドにメリハリをつけ、ポイントとなるところにはメタルパイプやリベットを埋め込んでいきます。

何もしていないもの(写真 左側)との比較です。
さみしい印象だった腰下前部の装甲が、これですこし解消されたような気がします。
あとは塗装後にデカールを追加していきます。
精密なモールドが各所に施されていた<お台場ガンダム>の登場、大人気により、MSのデザインもしばらくは、あのようなデザインが主流となっていく感じがします。
曲線の多いジオン系MSでも、RGザクのようなモールドであれば、さほど曲線美を崩さずにいけるということもわかりましたので、モールド追加は少し時間のかかる作業ですが、根気よくサザビーを仕上げていきたいと思います。
では、また次回^^
2012-06-19 11:44 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月19日に書いた製作記です。
ここでは、シールドのネオジオン紋章の製作と、仮サフチェックについて書いています。
===========================================
「これでは道化だよ・・・。」
さて、製作です^^
今回はプラバンを使ったちょっとした成形です。
このHGサザビーのシールドにはネオ・ジオンの紋章が大きく真ん中についているのが印象的です。
しかし、このシールドの紋章はプラモデルでは
シール
で再現となってしまっています。。

シールが貼ってあるサザビーです。
シールまわりの段差も目立ち(あとの日記で書きますが、自分はこのシールやデカールを貼った時にできるこのシールまわりの微妙な段差が苦手です。。)、
カラーのイエローも下の黒が混ざり、微妙な色となってしまっています。
いかにも
シール貼りました
という感じがしますね。。
「何?!このネオジオンの象徴ともいうべき紋章がシールで再現だと・・・?!正気か貴様・・・」
と言うシャアの声が聞こえてきてしまいそうです。。(^^;
なので自作することにしました。

これもいたって簡単です。

1.まずは文房具屋などで一枚15円くらいのトレペ(トレーシングペーパー)を用意します。
2.紋章のシールを下に敷いてえんぴつなどでなぞります。
3.そのトレベを今度はプラバンを下に敷いて、なぞった部分をカッターで再びなぞっていきます。
そうすると下のプラバンにカッターでなぞったあとが出来ます。
4.それをキレイに型取りして出来上がりです。
ネオジオンの紋章は直線ばかりだったので、30分ほどで終わりました。

こうすることで平べったく、嫌な段差のある色あせた黄色のシールの紋章ではなく、
立体的でカラーも自由に変えられる紋章をシールドにつけることが出来ます。
それにしても、サザビーの他の部分は素晴らしいのに、この紋章だけはなんでシールなんだろう・・・。
これくらい作ってほしかったなぁ・・・バ○ダイさん(^^;
おおまかな改修も終わり、ここで仮組みのままサフ(仮サフ)を全体的に吹きました。


このサフというのは、たとえるなら
(プラモデルの)すっぴん状態
というべきようなもので、普段色(メイク)がついている時に気づかない傷(毛穴)や段差(しわ)もはっきりと浮き出してしまうある意味、残酷なものです(^^;
パテで造形した部分など、キレイに整えたと思っていた部分もサフをしてみると凸凹だったり・・・というのがよくあるので、この仮サフは必須となっています。

延長した兜の後ろの部分やひさしの部分や・・・



太く改修した、ふくらはぎや太ももの部分などはほぼ完ぺきに出来てました(ほっ・・・)

ですが、襟の部分が要修正でした(すごい凸凹・・・)(^^;

一通りのチェックが終わったら、修正する部分にまたパテを塗り、ヤスリをかけ、形を整えていきます。

足の部分も光の当たり方によって、荒いやすりで出来たわずかな傷があったので・・・

これもきめの細かいスポンジヤスリで再び磨き
再度サフを吹いてチェックします。

うん、傷なし、段差なしのキレイなつるつるたまご肌(プラ)になりました^^
このように、塗装までにさまざまな<チェック>を何度も繰り返しやっていきます。
面倒な作業ですが、これを怠るとあとで必ず後悔することになるので、根気よくさまざまなチェック→修正をしていきます。
では、また次回^^
ここでは、シールドのネオジオン紋章の製作と、仮サフチェックについて書いています。
===========================================
「これでは道化だよ・・・。」
さて、製作です^^
今回はプラバンを使ったちょっとした成形です。
このHGサザビーのシールドにはネオ・ジオンの紋章が大きく真ん中についているのが印象的です。
しかし、このシールドの紋章はプラモデルでは
シール
で再現となってしまっています。。

シールが貼ってあるサザビーです。
シールまわりの段差も目立ち(あとの日記で書きますが、自分はこのシールやデカールを貼った時にできるこのシールまわりの微妙な段差が苦手です。。)、
カラーのイエローも下の黒が混ざり、微妙な色となってしまっています。
いかにも
シール貼りました
という感じがしますね。。
「何?!このネオジオンの象徴ともいうべき紋章がシールで再現だと・・・?!正気か貴様・・・」
と言うシャアの声が聞こえてきてしまいそうです。。(^^;
なので自作することにしました。

これもいたって簡単です。

1.まずは文房具屋などで一枚15円くらいのトレペ(トレーシングペーパー)を用意します。
2.紋章のシールを下に敷いてえんぴつなどでなぞります。
3.そのトレベを今度はプラバンを下に敷いて、なぞった部分をカッターで再びなぞっていきます。
そうすると下のプラバンにカッターでなぞったあとが出来ます。
4.それをキレイに型取りして出来上がりです。
ネオジオンの紋章は直線ばかりだったので、30分ほどで終わりました。

こうすることで平べったく、嫌な段差のある色あせた黄色のシールの紋章ではなく、
立体的でカラーも自由に変えられる紋章をシールドにつけることが出来ます。
それにしても、サザビーの他の部分は素晴らしいのに、この紋章だけはなんでシールなんだろう・・・。
これくらい作ってほしかったなぁ・・・バ○ダイさん(^^;
おおまかな改修も終わり、ここで仮組みのままサフ(仮サフ)を全体的に吹きました。


このサフというのは、たとえるなら
(プラモデルの)すっぴん状態
というべきようなもので、普段色(メイク)がついている時に気づかない傷(毛穴)や段差(しわ)もはっきりと浮き出してしまうある意味、残酷なものです(^^;
パテで造形した部分など、キレイに整えたと思っていた部分もサフをしてみると凸凹だったり・・・というのがよくあるので、この仮サフは必須となっています。

延長した兜の後ろの部分やひさしの部分や・・・



太く改修した、ふくらはぎや太ももの部分などはほぼ完ぺきに出来てました(ほっ・・・)

ですが、襟の部分が要修正でした(すごい凸凹・・・)(^^;

一通りのチェックが終わったら、修正する部分にまたパテを塗り、ヤスリをかけ、形を整えていきます。

足の部分も光の当たり方によって、荒いやすりで出来たわずかな傷があったので・・・

これもきめの細かいスポンジヤスリで再び磨き
再度サフを吹いてチェックします。

うん、傷なし、段差なしのキレイなつるつるたまご肌(プラ)になりました^^
このように、塗装までにさまざまな<チェック>を何度も繰り返しやっていきます。
面倒な作業ですが、これを怠るとあとで必ず後悔することになるので、根気よくさまざまなチェック→修正をしていきます。
では、また次回^^
2012-06-19 11:03 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月18日に書いた製作記です。
ここでは、現代のガンプラのプロポーションの傾向とサザビーの肩の位置の修正について書いています。
===========================================
「愚民どもにその才能を利用されている者が言うことかっ!」
アムロに対するいらだちが頂点に。。
さて、製作の続きです^^
現在の製作はもうすこし先に進んでいますが、製作過程をはしょっても仕方ないので、ここは順を追って解説していきたいと思います
(せっかく写真も撮ったので。。(^^;)
今回は自分がよくやる修正の一つ
肩の位置の修正(下にさげる)
です。
なぜ肩を下げるのか
という理由ですが、まずは下記の画像をごらんください。

イラレを使って簡単に書いてみたのですが、一応ロボット(モビルスーツ)のつもりです。。(^^;
この2つのロボットを比較すると、どうでしょうか、左のロボットより右のほうが足が長く、そしてスリムに見えないでしょうか。
でも実はこれ全く同じ形なんです。違うのは肩の位置のみ。
これを見てもわかるとおり、同じ形でも肩の位置が違うだけで、全体的なプロポーションまで変化してしまうのです。
最近のガンプラは本当にどれも肩の位置が高い、それに加えて足も長くしています。
顔もちいさくして、全体的なスリム化もしている。
すこしこれはやりすぎじゃないかな・・・
と思う事が多いのです。
スタイルは大事だけど、それによって、
なんか肩をすぼませてビクビクしている
ようにも見えてしまう場合があります。
このHGサザビーも最近のガンプラの傾向にどっぷりと浸かっているタイプでした。

なので自分はこの
2〜3mmの肩の位置の修正
を最近のガンプラではよくやります。たったそれだけでずいぶんと身体に厚みができ、そして全体的なプロポーションもすこしどっしりとバランスがよくなるのです。
やり方はいたって簡単です。
腕と胴体をジョイントしてる部分のパーツを切り取り、下にずらすだけです。
図で解説するとこんな感じです。

接着は瞬間接着剤(強力タイプ)を使用しています。

保持力キープのため、中に真鍮パイプを埋め込んでありますが、ここまでしなくてもよほど無理な動きをさせないかぎり大丈夫です(自分は接着剤だけでも取れたことがありません)
肩の位置を若干下げることで、以下のような


肩をすぼませてビクビクしているようなサザビー
ではなく、胸をはって威風堂々とした


ネオ・ジオンのお山の大将(フラッグシップ機)
らしい風格のあるマッシブな雰囲気になってきたかな。。と思います^^
肩の位置の修正は簡単でありながら、全体的な雰囲気を変えられるものだと思いますので、宇宙世紀もののジオン系MS(ジオン系)など、とても有効だと思います。
ただしやりすぎ(下げすぎ)は禁物です。
やりすぎると
旧キット
になってしまいますので。。(^^;
あくまで<高すぎるのをやや下げる>です^^
では、また次回^^
ここでは、現代のガンプラのプロポーションの傾向とサザビーの肩の位置の修正について書いています。
===========================================
「愚民どもにその才能を利用されている者が言うことかっ!」
アムロに対するいらだちが頂点に。。
さて、製作の続きです^^
現在の製作はもうすこし先に進んでいますが、製作過程をはしょっても仕方ないので、ここは順を追って解説していきたいと思います
(せっかく写真も撮ったので。。(^^;)
今回は自分がよくやる修正の一つ
肩の位置の修正(下にさげる)
です。
なぜ肩を下げるのか
という理由ですが、まずは下記の画像をごらんください。

イラレを使って簡単に書いてみたのですが、一応ロボット(モビルスーツ)のつもりです。。(^^;
この2つのロボットを比較すると、どうでしょうか、左のロボットより右のほうが足が長く、そしてスリムに見えないでしょうか。
でも実はこれ全く同じ形なんです。違うのは肩の位置のみ。
これを見てもわかるとおり、同じ形でも肩の位置が違うだけで、全体的なプロポーションまで変化してしまうのです。
最近のガンプラは本当にどれも肩の位置が高い、それに加えて足も長くしています。
顔もちいさくして、全体的なスリム化もしている。
すこしこれはやりすぎじゃないかな・・・
と思う事が多いのです。
スタイルは大事だけど、それによって、
なんか肩をすぼませてビクビクしている
ようにも見えてしまう場合があります。
このHGサザビーも最近のガンプラの傾向にどっぷりと浸かっているタイプでした。

なので自分はこの
2〜3mmの肩の位置の修正
を最近のガンプラではよくやります。たったそれだけでずいぶんと身体に厚みができ、そして全体的なプロポーションもすこしどっしりとバランスがよくなるのです。
やり方はいたって簡単です。
腕と胴体をジョイントしてる部分のパーツを切り取り、下にずらすだけです。
図で解説するとこんな感じです。

接着は瞬間接着剤(強力タイプ)を使用しています。

保持力キープのため、中に真鍮パイプを埋め込んでありますが、ここまでしなくてもよほど無理な動きをさせないかぎり大丈夫です(自分は接着剤だけでも取れたことがありません)
肩の位置を若干下げることで、以下のような


肩をすぼませてビクビクしているようなサザビー
ではなく、胸をはって威風堂々とした


ネオ・ジオンのお山の大将(フラッグシップ機)
らしい風格のあるマッシブな雰囲気になってきたかな。。と思います^^
肩の位置の修正は簡単でありながら、全体的な雰囲気を変えられるものだと思いますので、宇宙世紀もののジオン系MS(ジオン系)など、とても有効だと思います。
ただしやりすぎ(下げすぎ)は禁物です。
やりすぎると
旧キット
になってしまいますので。。(^^;
あくまで<高すぎるのをやや下げる>です^^
では、また次回^^
2012-06-18 17:38 |
カテゴリ:HGUC サザビー
1月14日に書いた製作日記第3回です。
ここでは頭部付近の改修や、その他改修済みの部分の解説を書いています。
==========================================
「俗物どもが」(アクシズ譲渡会議が終わった後、吐き捨てるように一言)
さて、製作のつづきです^^;
このサザビーの問題点の一つの頭部。

このパッケージ横の見本のサザビーを見ても、やはり頭部を見ると
取ってつけたような頭
で、あきらかに胴体と頭のバランスがよくなく、どこか弱々しい雰囲気。
これは頭部の可動域を確保するために、バンダイのクリエイターの方たちが、泣く泣くこういう形にしてしまったのではないかと思うほどアンバランス。
胴体と頭部のバランスを直したい
ということで、まず素組のまま顔をうつむき加減にすると


このように顔が動力バルブと手前の胸の突き出し部分に埋まってしまうし、かぶとの後ろの部分が浮き上がってしまいバランスの悪さは改善されないまま。
肩まわりもさみしい。
そこで下記の画像のように修正しました。

修正箇所
・首まわりのさみしさを改善すべく襟部分を延長
・胸の突き出し部分を分割、下にスライドし、顔が見えやすく
・首まわりの動力バルブを邪魔にならないよう横にずらす
・かぶとの後ろ部分の延長
首の可動域も確保されたままです^^
こうすることでプラモデル版サザビーの問題点(自分が勝手に思ってるだけですが)が解消され、かなり胴体と頭のバランスが改善されたような気がします^^
以下、修正箇所のまとめです。

・頭部アンテナの修正

・肩付け根部分が切ったような形だったので丸く

・肩の位置修正(3mmほど下げる)

・上腕の長さ修正(3mmほど短く)

・マニピュレーターの変更(オリジナルは形も悪く、大きすぎたのでちいさいものに)

・脚の太さ変更

・ひさし部分の延長
ざっとですが、以上です。

今のところ、大きなミスなどもなく順調にすすみ、
だいぶ自分の理想のサザビーになってきました^^
マニピュレータは今は暫定的にシナンジュのを取り付けてますが、後で新しいものに取り替える予定です。
では、また次回^^
ここでは頭部付近の改修や、その他改修済みの部分の解説を書いています。
==========================================
「俗物どもが」(アクシズ譲渡会議が終わった後、吐き捨てるように一言)
さて、製作のつづきです^^;
このサザビーの問題点の一つの頭部。

このパッケージ横の見本のサザビーを見ても、やはり頭部を見ると
取ってつけたような頭
で、あきらかに胴体と頭のバランスがよくなく、どこか弱々しい雰囲気。
これは頭部の可動域を確保するために、バンダイのクリエイターの方たちが、泣く泣くこういう形にしてしまったのではないかと思うほどアンバランス。
胴体と頭部のバランスを直したい
ということで、まず素組のまま顔をうつむき加減にすると


このように顔が動力バルブと手前の胸の突き出し部分に埋まってしまうし、かぶとの後ろの部分が浮き上がってしまいバランスの悪さは改善されないまま。
肩まわりもさみしい。
そこで下記の画像のように修正しました。

修正箇所
・首まわりのさみしさを改善すべく襟部分を延長
・胸の突き出し部分を分割、下にスライドし、顔が見えやすく
・首まわりの動力バルブを邪魔にならないよう横にずらす
・かぶとの後ろ部分の延長
首の可動域も確保されたままです^^
こうすることでプラモデル版サザビーの問題点(自分が勝手に思ってるだけですが)が解消され、かなり胴体と頭のバランスが改善されたような気がします^^
以下、修正箇所のまとめです。

・頭部アンテナの修正

・肩付け根部分が切ったような形だったので丸く

・肩の位置修正(3mmほど下げる)

・上腕の長さ修正(3mmほど短く)

・マニピュレーターの変更(オリジナルは形も悪く、大きすぎたのでちいさいものに)

・脚の太さ変更

・ひさし部分の延長
ざっとですが、以上です。

今のところ、大きなミスなどもなく順調にすすみ、
だいぶ自分の理想のサザビーになってきました^^
マニピュレータは今は暫定的にシナンジュのを取り付けてますが、後で新しいものに取り替える予定です。
では、また次回^^
2012-06-18 14:37 |
カテゴリ:HGUC サザビー
これが1月13日に書いた製作記第2回です。
ここでは、当時のサザビーの設計画を参考にプロポーション改修について述べています。
=====================================
「アムロ、地球上に残った人類などは地上のノミだということが何故わからんっ!」
サザビーということでシャアのこれまでの決して忘れられない究極の「上から目線セリフ」を各日記につけていきます(笑)
近年のガンプラはプロポーションが素晴らしく良い。
このサザビーもぱっと見、全く問題がないようにみえるが、実は下記の画像のように比べるとずいぶんと違うことがわかる。

このサザビーのイラストは公式WEBのもので、これを見ると
「そうそう!サザビーってこんな感じだった!」
と感じる。そしてあらためてプラモデルのサザビーを見ると
「アニメのサザビーと比べてずいぶんスリムなサザビーだなぁ。。」
と感じる。
最近のガンプラの傾向として「全体的なスリム化」がある。
その傾向の背景には
「プロポーションの改善」と
「可動領域の拡大」
がある。
もちろん、プロポーションが良くなることは大賛成だけど、
スリムにする必要のないMSまでスリムにしてしまうのもどうかと思う。
特にジオン系MSは重MSが多く、昔からのガンダムファンは「小学生の頃に見た、あの武骨でどっしりとしたモビルスーツを再現してほしい。。」と思われる方が多いのではないかと思う。
あくまで私見ですが。。
話はサザビーにもどって。。
イラストとプラモデルの比較。
平面のイラストを立体化するのだから、もちろん「全く一緒」にすることは不可能。
でも「ここだけは直したい」という部分があれば、自分は修正するようにしています。
今回、気になった部分にナンバーをつけてみました。

No.1 頭上頭部アンテナの形状の違い
これは子どもでもケガをしないようにとの配慮でこういう形になったのだと思う。ここは修正
No.2 頭部形状の違い
アニメのサザビーは顔が長め、こっちのほうが好みなのでここも修正
No.3 肩の位置の違い
ここが一番プロポーションの違いを出している部分。アニメのほうがだいぶ低い。ここはなんとか修正したい
No.4 胸の張り出し位置の違い
これもプラモデル版は位置が高すぎる。もう少し低くして胸元の窮屈さを改善したい
No.5 動力パイプの形状の違い
アニメ版はもうすこしこまかいディテールとなっている。ここも修正
No.6 脚部分の違い
アニメ版は分厚くどっしりとした足。
No.7 頭部のひさし部分の形状の違い
もともとサザビーのひさし部分は三角形、プラモデル版はモノアイを正面からも見えるようにパイプが途中で切れたような形になっているのでここも修正
No.8 つま先の形状の違い
アニメ版はもうすこし細め
と、ざっと修正点をあげてみました。
全部修正するかはわかりませんが、バランスを見ながら判断して、最後に自分のオリジナルの修正を加え、マイサザビーを仕上げていくつもりです。
昨日やった修正です。


まずは顔部分から
・頭部うしろの延長
・ひさし部分の延長
・襟部分の延長
・胸部分の分割(パーツが一体化だったので)
あとは肩の接続部分の密着度をあげるためヤスリで一部削る。
それと下半身の修正。

パテで盛りまくってます(^^;

下半身部分です。盛ることですこし弱々しく見えていた下半身がどっしりとした感じになったと思います。
あとは削って形状を整えていきます。
ではでは、また次回^^
ここでは、当時のサザビーの設計画を参考にプロポーション改修について述べています。
=====================================
「アムロ、地球上に残った人類などは地上のノミだということが何故わからんっ!」
サザビーということでシャアのこれまでの決して忘れられない究極の「上から目線セリフ」を各日記につけていきます(笑)
近年のガンプラはプロポーションが素晴らしく良い。
このサザビーもぱっと見、全く問題がないようにみえるが、実は下記の画像のように比べるとずいぶんと違うことがわかる。

このサザビーのイラストは公式WEBのもので、これを見ると
「そうそう!サザビーってこんな感じだった!」
と感じる。そしてあらためてプラモデルのサザビーを見ると
「アニメのサザビーと比べてずいぶんスリムなサザビーだなぁ。。」
と感じる。
最近のガンプラの傾向として「全体的なスリム化」がある。
その傾向の背景には
「プロポーションの改善」と
「可動領域の拡大」
がある。
もちろん、プロポーションが良くなることは大賛成だけど、
スリムにする必要のないMSまでスリムにしてしまうのもどうかと思う。
特にジオン系MSは重MSが多く、昔からのガンダムファンは「小学生の頃に見た、あの武骨でどっしりとしたモビルスーツを再現してほしい。。」と思われる方が多いのではないかと思う。
あくまで私見ですが。。
話はサザビーにもどって。。
イラストとプラモデルの比較。
平面のイラストを立体化するのだから、もちろん「全く一緒」にすることは不可能。
でも「ここだけは直したい」という部分があれば、自分は修正するようにしています。
今回、気になった部分にナンバーをつけてみました。

No.1 頭上頭部アンテナの形状の違い
これは子どもでもケガをしないようにとの配慮でこういう形になったのだと思う。ここは修正
No.2 頭部形状の違い
アニメのサザビーは顔が長め、こっちのほうが好みなのでここも修正
No.3 肩の位置の違い
ここが一番プロポーションの違いを出している部分。アニメのほうがだいぶ低い。ここはなんとか修正したい
No.4 胸の張り出し位置の違い
これもプラモデル版は位置が高すぎる。もう少し低くして胸元の窮屈さを改善したい
No.5 動力パイプの形状の違い
アニメ版はもうすこしこまかいディテールとなっている。ここも修正
No.6 脚部分の違い
アニメ版は分厚くどっしりとした足。
No.7 頭部のひさし部分の形状の違い
もともとサザビーのひさし部分は三角形、プラモデル版はモノアイを正面からも見えるようにパイプが途中で切れたような形になっているのでここも修正
No.8 つま先の形状の違い
アニメ版はもうすこし細め
と、ざっと修正点をあげてみました。
全部修正するかはわかりませんが、バランスを見ながら判断して、最後に自分のオリジナルの修正を加え、マイサザビーを仕上げていくつもりです。
昨日やった修正です。


まずは顔部分から
・頭部うしろの延長
・ひさし部分の延長
・襟部分の延長
・胸部分の分割(パーツが一体化だったので)
あとは肩の接続部分の密着度をあげるためヤスリで一部削る。
それと下半身の修正。

パテで盛りまくってます(^^;

下半身部分です。盛ることですこし弱々しく見えていた下半身がどっしりとした感じになったと思います。
あとは削って形状を整えていきます。
ではでは、また次回^^
2012-06-18 11:50 |
カテゴリ:HGUC サザビー
今年の1月からずっとSNSのほうで書いていた「サザビー製作日記」を当ブログに移行します。
一気に全部は無理ですが、時間を見つけて少しづつこちらのほうに移行出来たら・・・と思っております。
まずは今年の1月12日に書いていた第一回目です^^
===================================
ガンプラを再開して計5体のキットを製作。
今回は「少し製作日記みたいなのを書いてみようかな。。」と思い、続くかどうかはわかりませんが書いてみることにします。
カクカクとした連邦系のデルタプラスの製作が終わり、
「さあ、次はジオン」
ということで、選んだのがこれ

「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだっ!アムロッ!」
「エゴだよ!それは!」
というわけで。。(^^;
シャア・アズナブル最後の機体、MSN-04サザビー。
戦国武将を思わせる頭部の兜、重MSの要素を持ちながら、ジオン系MSらしい美しい曲線を併せ持つサザビー。
ケンプファー、マラサイと並んで自分が一番好きなMSです^^

ささっと仮組み
自分は必ず一度、この仮組みをします(みなさんされてると思いますが(^^;)。
この状態で、微妙にポーズを変えたり(基本素立ちですが)、角度を見えてみたり、いろんなチェックをします。
・どんなスタイルにしようか
・どんなカラーにしようか
美容師でいうと、最初のドライ状態でのチェック
「この人にはどんな髪型が合うか、どんなカラーが似合うか」
理想の形が決まったら作業開始です。
さて、このサザビー。
噂によるとかなり出来の悪いキットだということだったけど、それはHGではなくMGだったよう。


プロポーションは悪くない。。
むしろカッコよくて、つい見入ってしまう。。(^^;

ある意味、兄弟的な存在のシナンジュと2ショット

それにしてもこの2体の大きさといったら・・・、
先日作ったデルタプラスがまるで子どものよう(なんか2人の怖いおじさんに説教されてるみたい。。)
全体的なプロポーションはほぼOKだと思う。
いくつか直したい箇所をあげると。。

・首まわり(鎧でいう陣羽織の襟の部分の延長)

・太もも(もう少し太くしてどっしりとした脚に)

・ファンネルコンテナ部分の延長
・プロペラントタンクの延長

・兜の延長
・胸の部分の開口
あと肩まわりを少し修正したい箇所があるけど、それはまたこれからの製作日記で。。
でもこれだけでもだいぶ雰囲気変わりそう^^
それにしても、仮組みをしてわかったけど、パッケージ横の完成写真はひどい。。

プロポーションのバランスも良くないし、撮る角度も悪い。
これじゃあ、痩せて見えて首まわりも寂しく、弱々しく見えてしまう。
人によってサザビーをどう見るか。。で違ってくるけど、今までで一番、仮組みした時と完成写真が違うキットだったな。。
ではでは、また次回^^
一気に全部は無理ですが、時間を見つけて少しづつこちらのほうに移行出来たら・・・と思っております。
まずは今年の1月12日に書いていた第一回目です^^
===================================
ガンプラを再開して計5体のキットを製作。
今回は「少し製作日記みたいなのを書いてみようかな。。」と思い、続くかどうかはわかりませんが書いてみることにします。
カクカクとした連邦系のデルタプラスの製作が終わり、
「さあ、次はジオン」
ということで、選んだのがこれ

「私、シャア・アズナブルが粛清しようというのだっ!アムロッ!」
「エゴだよ!それは!」
というわけで。。(^^;
シャア・アズナブル最後の機体、MSN-04サザビー。
戦国武将を思わせる頭部の兜、重MSの要素を持ちながら、ジオン系MSらしい美しい曲線を併せ持つサザビー。
ケンプファー、マラサイと並んで自分が一番好きなMSです^^

ささっと仮組み
自分は必ず一度、この仮組みをします(みなさんされてると思いますが(^^;)。
この状態で、微妙にポーズを変えたり(基本素立ちですが)、角度を見えてみたり、いろんなチェックをします。
・どんなスタイルにしようか
・どんなカラーにしようか
美容師でいうと、最初のドライ状態でのチェック
「この人にはどんな髪型が合うか、どんなカラーが似合うか」
理想の形が決まったら作業開始です。
さて、このサザビー。
噂によるとかなり出来の悪いキットだということだったけど、それはHGではなくMGだったよう。


プロポーションは悪くない。。
むしろカッコよくて、つい見入ってしまう。。(^^;

ある意味、兄弟的な存在のシナンジュと2ショット

それにしてもこの2体の大きさといったら・・・、
先日作ったデルタプラスがまるで子どものよう(なんか2人の怖いおじさんに説教されてるみたい。。)
全体的なプロポーションはほぼOKだと思う。
いくつか直したい箇所をあげると。。

・首まわり(鎧でいう陣羽織の襟の部分の延長)

・太もも(もう少し太くしてどっしりとした脚に)

・ファンネルコンテナ部分の延長
・プロペラントタンクの延長

・兜の延長
・胸の部分の開口
あと肩まわりを少し修正したい箇所があるけど、それはまたこれからの製作日記で。。
でもこれだけでもだいぶ雰囲気変わりそう^^
それにしても、仮組みをしてわかったけど、パッケージ横の完成写真はひどい。。

プロポーションのバランスも良くないし、撮る角度も悪い。
これじゃあ、痩せて見えて首まわりも寂しく、弱々しく見えてしまう。
人によってサザビーをどう見るか。。で違ってくるけど、今までで一番、仮組みした時と完成写真が違うキットだったな。。
ではでは、また次回^^
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