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2012-06-20 13:31 | カテゴリ:HGUC サザビー

3月13日に書いた製作記です。
ここでは、メインカラーについて解説しています。


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ララァ「私は永遠にあなたたちの間に居たいの・・・」
アムロ「シャアは否定しろ!」
ララァ「彼は純粋よ・・・」
アムロ「純粋だと・・・!?」


すみません、少し日記の間隔が空いてしまいました^^;

少し仕事が忙しかったのと塗装に関して、いろいろと悩み、テストを繰り返していました^^;

デザイナーという職業柄なのか。。。自分はやはりこの「色」に関しては妥協出来ない部分があり、今回このサザビーのメインカラー「レッド」に合う塗料をしばらく探していました。

一言で「赤(レッド)」といっても本当にさまざまな色の違いがあるのです。

いわゆる日本で一般的な「金赤」と呼ばれている色は海外、外国人の中では「オレンジ」と多く表現されます。

実は自分たちが「赤」だと思っていた色は限りなくオレンジに近い色が多いのです。


例えば、車。
駐車場などに横隣で並んでいる国産車と外国車の同じ赤の塗装をされた車たちを見て、どこか外国車の赤は深みがあるな。。と感じたことはないでしようか。


001_20120620132257.jpg


そしてこのシナンジュ、これは何色に見えるでしょうか。
おそらくシナンジュ=レッドという印象があるため、ほとんどの人が「赤」と答えるかもしれません。


002_20120620132256.jpg


ですが、このシナンジュを見た後に最初のシナンジュを見たら、オレンジに見えないでしょうか。

このように、同じ「赤」でもいろんな種類があり、日常のなにげないものでも意識して見ると「これは赤?オレンジ?」と疑問に思う微妙な色が本当に多いのです。


本題に入ります。

今回のサザビー。
自分が思い描いていたカラーはまさに

 シャアの最後の機体にふさわしい深紅のレッド

でした。ですが、この「深紅のレッド」をわずか0.1ミリの塗装膜の中で表現する事は非常に困難なのです。

以前製作したシナンジュのように、何度も階層を重ねていって深みを出していくやり方もあるのですが、この塗装方法の一番の問題は「厚み」なのです。
階層を重ねていくので自然と塗装の厚みが出来ます。それがエッジ部分にも影響し、丸みを帯びてしまい、面だしという部分でかなりシャープさが欠けてしまうのです。
よって、全体的に精巧さがなくなってしまい「おもちゃっぽさ」が出てしまいます。


003_20120620132255.jpg


このシナンジュに関してはコンセプトが「美」でしたので、そのデメリット部分を受け入れて塗装したのですが、今回のサザビーはコンセプトがまるで違うので、この塗装方法は必然と使えない方法として消去されました。


 一度の塗布で、深みのあるレッドを出す


これが今回、一番苦労した部分です。


またレッドを塗装をされた事がある方ならわかると思いますが、このレッドは下地の色の影響をかなり受けるカラーです。

何度も塗装出来ないのであれば、影響を受ける下地の塗装をうまく組み合わせて擬似的な深みを出すしかない。


そこで下地のカラーとの組み合わせをいろいろと変えて、テストを繰り返しました。

黒の場合 白の場合、薄いグレー、濃いグレー、パール系、シルバー系

そして最終的に絞り込まれたのがこの4種類のレッドと下地の組み合わせになりました。


004_20120620132254.jpg


左から
クレオス クリアレッド(下地はシルバー)
クレオス ハーマンレッド(下地はホワイト)
ガイアカラー プレミアムレッド(下地はパールホワイト)
フィニッシャーズ ディープレッド(下地はグレー)
()内はそれぞれ、そのカラーに一番合う下地を選んであります。

どのカラーも本当に一長一短がありました。画像はないのですが、すこし比較図を書いてみました。


005_20120620132253.jpg


下地がそれぞれ違うので、違う下地を使用した場合は以上のような比較とは異なりますが、今回はこのような印象を受けました。

結果として、今回のサザビーに使用するカラーは

 フィニッシャーズのディープレッド(下地はグレー)

を選択。決めてはやはり深みでした。

まさにこのカラーは薄い塗膜でありながら「深紅の赤」を表現出来る塗料で、この塗料はあの印象的な「アルファロメオ車の深紅の赤」と全く同じ色だそうです。

そして、今回はフラットな塗装(ベタ塗り)を選択していますが、塗膜を薄くし下地のグレーの影響を受けさせるようにしているため「作られたグラデーション」ではなく、光の当たり具合によって自然なグラデーションを発生させるようにしています。


006_20120620132252.jpg


これが一部塗装したサザビーの上半身です。

深みのあるレッド、そして1/144スケールとは思えないスケール感と、自然なグラデーションが発生出来ているかなと思います^^


 劇中でのシャア・アズナブル最後の機体


として威厳あるサザビー。

衝撃を受けた「逆シャア」を見て以来、ずっと自分の脳内に存在していた

 ハンパなくカッコいいサザビー

が徐々に形になってきた気がします^^


ではでは、また次回です^^




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